長いよw
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去年の夏、私は不本意ながら闘病生活を余儀なくされていました。
気力も体力も萎え、お布団から万博の様子を、うらやましげにテレビで眺める日々。
そんな私を常に癒してくれていたのは、最愛の愛猫である「リクさん」。
初めて我が家に来たときから、多くの季節を一緒に過ごした、大切な家族。
でもリクさんも、春に15才の誕生日を迎えてから体調が良くなく、
やっぱり病に倒れていたのでした。
日に日に「その時」が近づいているリクさんにべったりまとわりついて、
私は何とか毎日を過ごしていました。
リクさんも、呼んでもいないのに、毎晩階段を必死で登って私の部屋まで来て、
一緒に寝てくれていました。
(部屋につくと、とりあえず行き倒れてた)
そうして、私の誕生日がせまっていた7月6日。
ちょっと遅めに起床すると、リクさんが倒れていました。
びっくりして駆け寄って、何度も名前を呼びました。
まだ生きていると思っていた私は、獣医に電話しようとしていました。
どうしたらいいのか、聞こうと思って。
でも、抱き上げた時にわかりました。
リクさんが虹の橋へ行ってしまったことが…。
(うっ、思い出したら涙出てきた)
最愛の友を失って、悲しみに暮れまくる私。何の力も入りませんでした。
そんな私の様子を見て、親が、もう一度ネコを飼ってみるか?と聞いてきました。
「お父さんが、ひなりくこが望むんなら、もう一度飼ってもいいって言ってるよ」
と、母親に言われました。
私は少し考えました。
そして出た答えは、
「別れの悲しみより、一緒にいる楽しさを選ぼう」でした。
楽しい時間が長いほど、別れの悲しみも増すけど、でもでも…。
親は、私がいつ「もう一度飼いたい」と言ってもいいように、前もって色んなペットショップを覗いてみてくれていました。
そして、ひなこに逢いました。
ひなこがウチに来て、もうすぐ一年です。
まだまだ居てもらうつもりです。