私の家の近くに遊歩道があります。そこは通勤、通学、ジョギング、犬の散歩等に使用され、朝、昼、夜となくけっこう人通りが多いところです。その中の数百mの区間が野良猫たちの遊び場やお昼寝の場となっています・・・左右には市が管理する植木があり夏には暑さをしのぎ、冬には寒さをしのいでいます。そうですね、15ニャンズ以上はいます。餌は近所や、散歩途中のおじさん、おばさん、そして私など、
猫ちゃん大好きな人たちがくれるので、野良猫とはいえ恵まれた生活を送っていました。昨年の冬頃までは・・・
ところが、だんだんと沿線上の人々から苦情が出始め、トレーはくまなく片付けられ、見張り番も出始めてからは、フードをあげる人も、立ち止まってかわいがっていく人も減ってしまいました。又、あげてる餌を袋に入れて持ち帰る人やおいしそうに食べている猫たちに石を投げつける心無い人もあります。
今では「ねこにえさを与えないで下さい。OO市」という看板まで数箇所に立てられています。驚きです。
そんな中、嬉しいことは、数こそ減りましたが懲りずにフードをあげる人がまだ残っていることです。ただトレーに入れてあげてもすぐに片付けられるのでコンクリ道を手で掃ってその上に直に
置くようになりました。(写真のように)もちろんトレーに入れて植木の中にも隠して置いてあげたりもするのですが。
この写真の猫ちゃんは家族なんですよ。まだまだいろんな猫ちゃんがいます。家猫と比較すると本当にみじめでかわいそうでたまらなくなります。ならまとめて飼えばいいじゃん!という声も出るかもしれませんね。
フードをあげることしか出来ない私です。猫ちゃんたちが生きてる間、せめて食事くらいと思い、1日置きですが、フードをあげに行ってます。
行くと、声を聞いてか、足音を聞いてか、どこからともなく
ニャ〜ニャ〜と鳴きながらかけつけてきます。中には足にまとわりついたり、ついてくる子もいます。
そんな時はかわいそうで涙を流しながら帰宅します。
猫ちゃん好きな人が保護して飼ってくれてもとても追いつきません。地域ぐるみでかわいがってあげると野良猫ちゃんたちも
少しは幸せを感じてくれるのでは?と望んでいます。
話は変わりますが、今日テレビの”ポチたま”に岐阜県の保険所が出ました。保険所に連れて来られた犬猫ちゃんたちの新飼い主を必死で探す方のお話でした。感動しました。
心と金銭的に余裕のある方は、かわいそうな猫ちゃんたちを
飼ってあげてください。そして捨てることだけは絶対に止めてください!と私も叫びたいです。