"道をただひたすらに歩いている。
ゆっくりと、時には急いで。
一人のときもあれば何人かと進む時もある。
道も、まっすぐな道もあれば曲りくねった道もあり、
上り坂も下り坂も、獣道や道無き道もある。
道を進めば必ず分岐点がある。
右か左を選ばなくてはならない。
自分の力では進めない道もある。
そこでの選択次第で行ける場所もどんどん変わってくる。
自分に力があればどんな道でも行けるんだろうけど、
怖くて進めない道だってある。
それでも、
道を選んだ数だけ自分の歩んだ道筋が出来上がっていく。
『「人生とは選択の積み重ね」とも言えるかも知れない』
朝雨が降っていた。
長靴はいて合羽着て自転車での通勤途中、
ずっと『自分の歩んできた道』について考えていた。
生きていれば必ず人生の岐路ってのがあって、
自分の責任においてそれを選択しなくてはいけない。
勇気を出して飛び込んで成功した人もいれば、
躊躇して安全な道だけを歩こうとする人もいる。
俺はもっぱら後者の方だが・・・。
人生に『もしも』は愚問だ。
今まで歩んできた道のりは俺だけの道筋だ。
そしてこれから先も自分で歩んでいく。
それが人生だ。
受身ではいけない。自ら動かなくては。道は切り開くものだ。
『乗りてぇ風に乗り遅れた奴は間抜けってんだ。
待ってたっていいコトなんざねぇよ。』
(『うしおととら外伝』)
・・・・・・・「まぁ〜たわけわからん事」書いちゃったな、俺。