友だちから、よく話には聞いていましたが、
ネコって本当に鼻がいんですねー。
昨日の帰宅途中、暗い夜道を歩いていると、脇の草むらから
「にゃ〜〜、」
という、か細いが聞こえてきました。覗いてみると、ブルブル震えた
子猫が一匹。あまりにかわいそうだったので、ちょうど持っていた
ネコ缶をやろうと背負っていたリュックを下ろすと、缶を開けている隙に
ゴソゴソとリュックの中に潜り込もうとする!
おぉ〜、それだけは勘弁しておくれ〜。(/ToT)/
我が家に既に先住民がいることを思い出し、つれて帰りたくなる
衝動をぐっと我慢して、ネコ缶をあげてタオルをかけてその場を後にした。
・・・めちゃくちゃ後ろ髪が引かれたけど、仕方がない。
そんなこんなで無事家に着き「ただいまー」と挨拶すると、
いつものようにエディが迎えに来てくれる。
この丸顔を見ると、毎度ながら外のことを忘れられる。
しかし、頭を撫でてやろうと、リュックを下ろした瞬間、
エディの表情が、がらっと探偵のそれへと変わった。
アンチャン、事件の臭いがするぜ
「ガサゴソ、ガサゴソ、ガサゴソ!!」
こっちの制止などお構いなしに、必死にガサ入れするエディ。
そのしつこさ熱意と集中力は、まさにベテランデカそのもの!
なんとかどかせて、ファブリーズしても、
「へっへっへ、そんなものじゃ、あっしの鼻は誤魔化せませんぜ。」
と言わんばかりに、ノソノソとガサ入れ再開・・・・。
・・・
・・・
落ち着くのに数十分かかりました。
子猫はほんのちょっとしか入らなかったのに・・・。
ネコの鼻の良さには、ほんと脱帽です。