10日に末娘のなでしこが倒れ入院しました。
倒れた直接の原因は低血糖による昏睡です。
レントゲンや血液検査の結果、
肝不全、左腎不全など内臓の機能低下があると言う事以外詳しい原因は分かりません。
体温も一時35℃台まで下がり、時折痙攣発作を起こすなど依然危険な状態が続いています
何かあったら電話が来る事になっているので
家の電話がなる度にドキッとします
昨夜が峠だと言われていたので夜中に電話が鳴らないか不安で不安で
でも電話が鳴る事はなく朝を迎える事ができました
峠を超えたんだ!大丈夫なんだ!と言う期待感を持って今朝面会に行きました
「ブドウ糖と電解質の点滴でデータはやや良くなってはいるが
これだけ保温しても体温が36.7℃、意識も戻らないままで厳しい状態」と
それから、ナデちゃんの今の状態を理解して頂いた上で、3つの選択肢があると
1.このままこのガラスケースの中で治療を続けるか
2.お家に連れて帰って家族の中で過ごすか
3.苦しまなくて済む様に安楽死を選ぶか
状態は良くないと聞かされていても
どこかで「いや!ナデは大丈夫!」と言う思いの方が強く
ガラス張りの集中治療室に横たわっているナデの姿は
死が近づいている事を実感させられたようでとてもショックで涙がとまりませんでした。
でも
先生がナデが入っているガラスの扉を開けてくれたので
「ナデ!」と声をかけると反応したんです
頭をなでると声にならない声で
「ひゃーひゃー・・・」と鳴くんです
ナデ私のこと分かってる
この状態でナデの命を諦めることなんてとてもできないと思いました。
1%でも元気になる可能性があるなら奇跡を信じたい、ナデの生命力を信じたいと思いました。
延命には賛否両論あるとは思いますが
ナデは死にたいとは思ってない筈、
またお家に帰れると思っている筈
またママにダッコされたいと思っている筈、
またお兄ちゃんお姉ちゃんと遊びたい筈、
何よりも自分から命を諦めたりはしない筈
先生には出きるだけの治療をして頂く様お願いして来ました。
今私にできることは信じる事と祈る事だけです。
日頃信仰心なんてない私ですが神頼みで奇跡が起きる事を信じるしかないんです
ナデは感の良い子で以前避妊手術で入院したとき
翌日お迎えに行くと病院の扉を開けた途端ナデの鳴き声が聞こえて
「あ ナデが鳴いてる!」と言うと
看護師さんが
「PINさんの車が着いた途端鳴き出したんですよ
姿や声がなくてもナデちゃんには分かるんですねぇ」と
だから間近に寄り添って居られなくても
ナデの事を思い祈っていればナデには伝わるんじゃないかと思うのです。
このBlogを読んでくださった方の中に他猫の事であれ情をかけてくださる方がいらっしゃるなら
ナデがふっとあの世へ行ってしまわないように
遠くからでもナデの名を呼んで祈ってくださいませんか
自分でも迷信じみたバカなことをお願いしていると分かっています
ナデは世の中に沢山いる猫の内の小さな1匹です
でも私達家族にとっては大事な大事な1匹なのです
小さな体で頑張っています。
明後日11月14日が1才のお誕生日なんです。
一人でも多くの人の声がナデに届けばナデの生命力が増すような気がして
このような記事を投稿しました。