我が家とお隣さんの猫について。

Jan 10, 2011
産科・生殖器の病気

メス猫の初めての発情は一般的に生後6〜8ヶ月の間にやってきます。発情後3、4日が交配適期です。排卵は交尾の刺激により誘発され、発情中に交尾をすれば4、5日で発情は終わります。

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妊娠すると発情行動が止まり、63〜67日の妊娠期間で出産しますが、まれに流産や難産、早産などの異常分娩が起こります。

流産の原因は細菌・ウイルス、原虫の感染などの二次的なものをはじめ、染色体異常や母猫の栄養不良、ストレス、黄体機能の低下などが考えられます。難産の場合は、獣医師の判断で帝王切開を行うことがあります。

子宮退縮不全…分娩後の子宮の収縮が悪く、出血が続く病気です。猫は分娩後に陰部よりおりものが続くことはないので、3週間以上続くときは子宮退縮不全か、子宮内膜炎が疑われますので、獣医師に診てもらいましょう。

乳腺炎…猫のお乳が出にくい欝乳炎に、外傷や細菌の感染が伴うと発症します。乳汁は粘々としたものになり、血液や海が混じって黄色や茶褐色に変化します。

乳腺は硬く熱を帯びており、痛みや発熱、倦怠感などから子猫の世話をしないようになります。重症の場合は外科的な処置が必要となります。子猫は人口哺乳に切り替え、母親は獣医師による治療が必要です。

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高齢猫の食餌について

猫は高齢になると基礎代謝が低下し、食べ物を昇華する機能もだんだんと衰えてきます。必要なカロリーや栄養素のバランスも若いときとは変わってくるので、高齢猫用の食餌などに切り替えるとよいようです。

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腎臓病を予防するためにタンパク質は控え、低カロリー・低脂肪で肥満を防ぐことが必要ですので、市販のシニアフードを利用します。

塩分の摂取が多くなると腎臓や心臓の負担となりますので、調味した食品は食べさせないようにします。1度にたくさん食べられなかったら、3〜4回に分けて食べさせます。

はがなくなったり、口内炎ができている場合は、ドライフードを増やすなどの工夫も必要です。

Jan 08, 2011
気をつけたい感染症

猫も人間と同じようにウイルスや真菌などに感染して病気になることがあります。感染したからといって必ず発病するわけではなく、健康な猫なら症状が出ることもありません。ただし、抵抗力のない子猫や高齢の猫の場合、発病して死亡してしまうこともあります。

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感染症の主な原因は猫同士の接触や、感染した猫の分泌物や排泄物に触れることです。飼い主の靴についた土にも病原体は潜んでいます。

多くの感染症はワクチン接種で予防することが出来ますが、中にはワクチンがない病気もあります(exコロナウイルス感染症、エイズ)。放し飼いの猫は感染のリスクが高まりますので、室内で飼うのが安全です。

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