8年前の夕方です。
車の助手席から外を見ていて道路の隅を歩いてるネズミを見つけました。いやっ!白黒のネズミはいないよね?きっと猫だ!
車を停めてもらって、走って戻ると、さっき見つけた近くの側溝に隠れている小さな猫を発見しました震えながら、必死に抵抗してました。でもあそこにいたら、絶対轢かれちゃう…
とりあえず、保護しました。
というのも、当時の私は猫が嫌いだったからです。しかもペット禁止のアパートに住んでたし…一晩保護して、翌日にでも、友人に譲るつもりでした。
と・こ・ろ・が…
ミルクと浸した食パンを食べた、その薄汚い痩せた子猫は安心したように、私の膝で寝始めたのです 時々手足がピクピクします。呼吸してる小さなお腹が以外に早く上下します。そっとなでると、やわらかい毛が気持ちいい。小さくて、でもなんてあったかいんだろ… 私は動けず、じーっと猫を見つめていました。
あれっ私、ひょっとして猫って可愛いって思ってる?
そう。たった一晩でにゃおは私を猫好きに変えてしまったのです
あれから8年、にゃおとずーっと一緒に生きてきました。いろんな事がありました。全部にゃおは知っています。夫にはじまり、息子、猫2匹と家族もどんどん増えました。
どんなに状況が変化しても、にゃおは変わらず、私の側に居てくれました。
あの時会えて、本当によかった
これからも、よろしくね
長生きして、ずっと私の側にいてね!!