薬剤師の私が小さい頃に体験した話です。
あれは保育園の時だったかなぁ。
私は小さい虫を殺す事がなぜか楽しくて、よく一人で外に出ては虫殺しをしていました。
殺虫剤をアリにかけてみたり、蝶々の羽を取ったり…
特に小さなカタツムリを足で踏み潰す音がお気に入りでしたよ。
薬剤師になった今思い返すと吐き気がしますがね。
そんな事をしていたある日…
夢を見たのです。
私が瓶の中に閉じ込められている夢…
真っ暗な中で幼い私は怯えていました。
その瓶の中にボトッと何かが落ちてきたの。
よく見るとそれはカエルの死骸でした。
また近くでボトッと音がして、見ると毛虫の死骸…
ボトッボトッボトッ…
虫の死骸は絶え間なく瓶の中に落ちてきていつしか首まで虫の死骸でいっぱいになりました。
恐怖で耐えきれなくなった私は「ごめんなさいぃぃ!」と叫びました…
叫んだと同時に目を覚ましたので、すぐに両親の寝室に行きお母さんの布団に潜り込みました。
それから虫殺しはやめましたよ。
薬剤師の私は今になって思います。
本当に酷い事をしてごめんなさいって…
別件で
薬剤師の就活もしないといけないんですがね。
あの夢は私に殺された虫たちの小さな復讐だったのかもしれない…なんて、それは薬剤師の私の考え過ぎかな?
でも命を理解するいいキッカケにもなりましたよ。