今日はお盆。
でも私は夜勤・・・。
こっちでのお盆の3日間は夜お墓に行く。
提灯を灯し、親戚が集まって喋ったり、ビールを飲んだり、花火をしたりする。
提灯の灯が消えるまでお墓にいるのだ。
ここ何年かまともに3日間まるまる行ったことないなあ。
もともと墓参りもそうしないバチ当たりなワタシ。
お母さんは怒っていることでしょう。
お盆と言えば思い出すことがある。
2年ほど前、旅立ったネコたちがいっせいに帰ってきた夢をみたことがある。
「なんだ、死んだんじゃなかったんだねえ。どこ行ってたんだよお。よく戻ってきたね。これからまたエサ代が大変だ〜。」
ものすごく嬉しくて幸福感に満たされた夢だった。
私はいなくなった子の夢をよく見る。
目が覚めるたびに切ない気持ちになった。
けれどその時は切ないよりもちょっとビックリした。
お盆には亡くなった人達が帰ってくると言うが、ネコだって帰ってくるんだなあ、とぼ〜っとした頭で不思議に思った。
たまたまタイミングよく見たのだと思うが、全員集合でしかもお盆の13日というのが泣かせるじゃありませんか。
それ以来見てないですけどね。
今日は低気圧の影響で風があって涼しい。冷房いらず。
華と小太郎との散歩は夜にしているのだが、今日は私がいないため昼間におでかけ。
ちなみに華不在。
お散歩、お散歩♪
昼間じーっと家にいる小太郎は、散歩の時間をすごく楽しみに待っている。
だいたいいつも午後9時くらいに出発するのだが、その時間になると
玄関前で私が出てくるのを今か今かと待っている。
私は小太郎がきて、本来犬というのはこういうものなのだ、と改めて感じた。
小太郎は散歩する時、私の半歩後ろをたったかたったか歩く。
付かず離れずなのでリードなしで十分散歩ができる。
華はどうかというと、リードをつけるとぐいぐい引っ張り周りの景色を愛でる余裕もない。
それなのに、小太郎くんのこの姿。
・・・新鮮。
しかし、これは華がいない時のみ。
華が一緒だと華の後をついて歩き、華が気になるところは自分もふんふんと匂いを嗅ぎ、いつの間にか私との距離が離れている。
おのれ、小太郎・・・と思っていると小太郎もまたはっと気付き私の元に走ってくる。
・・・新鮮。
港は散歩の最後に立ち寄ることにしている。港に着くと自由行動。
広々としているので小太郎ものびのび動く。
小太郎が捨てられて鳴いていた港。今では散歩コース。
おお〜い、入っちゃいけないよ。おいで。
懐かしいのか???
多分小太郎は捨てられてしばらくの間、この中で過ごしていたのではないかと思われる。
飼い主が置いたのかどうかわからないが座布団が置いてあった。
そして、ちょっと嬉しいことが
じゃじゃん。
うぷぷ。使ってくれた。
これはネコが破いた障子の隙間からとった写真。
私が近くにくるとすぐに降りて寄ってきてしまうので。
いや〜良かった。ひとまずムダにならずにすんだ。