最近、我が家にある1匹のオス猫が頻繁に出没するようになった。
多分野良ちゃん。
我が家のお嬢たち目当てなのだ。
顔を見た瞬間逃げてしまうのでなかなか写真を撮ることができない。
毛の色、尻尾の短さ、顔を見なければ龍之介に似ている。
しかし顔はキジそっくり。目張りの濃さといい、目つきの悪さといい、「嗚呼き〜たん・・・」とせつなくなってしまう。
この野良ちゃん、えらい根性が座ったネコで華がいようがいまいがお構いなしにやってくる。
そして一生懸命お嬢たちを呼ぶのだ。
我が家には入れ替わり立ち代り他所のオスネコがやってくる。
この子はこのネコの前の前に出入りしていたネコだ。
一目見て「・・・お友達になりたい」と思った私は、勝手に「ぶ〜」と命名し、顔を見るたびに呼んでいた。
飼い猫だったのだろう、すぐにぶ〜は寄ってくるようになり、抱っこまでさせてくれた。
今まで見た中で一番大きいネコだったと記憶している。
次に現れたのがそれは見事なキジトラ。毛のつやからして飼い猫に違いない。
そして今回のキジ2。
どう見てもうちの坊ちゃんズが勝てそうもない相手なのだが、その声に反応するのが約2匹。
レオと龍之介だ。
じじいの軽トラの下に野良ちゃんがいる。
この時、野良ちゃんの声がするやいなや窓を開け飛び出して行くレオ。
そしてそれを追う龍之介。
もしや2匹でタッグを組んで野良ちゃんと戦うつもりか???
と思ったのだが、激しく威嚇し合っているのはレオのみ。
龍之介はあくまでサポーター。
ネコは常に1対1での戦いをするフェアプレー精神の持ち主なのだ。
えらい。
レオ坊もけっこう頑張っていたが、双方威嚇のみの引き分けに終わった。
ご苦労さん。
レオは何だか去勢してからますますケンカっ早くなったような気が・・・。
今までは他所のネコがくると気にはなっても向かっていくことはなかった。
調子に乗って痛い目に合わなきゃいいが・・・。