アポカリプト/アメリカ/138分/配給:東宝東和株式会社
監督:メル・ギブソン 主演:ルディ・ヤングブラッド
試写会 東宝東和試写室(半蔵門)
セリフは全編マヤ語。出演者は映画経験のない若者たち。およそハリウッドの常識からかけはなれた映画でありながら、全米でヒットを記録した、メル・ギブソン監督最新作「アポカリプト」。マヤ文明後期を舞台に、追う者と追われる者の駆け引きをスリリングに描き、“いまだかつて見たことのない世界を見せてくれる”という映画本来の醍醐味を、たっぷりと味わわせてくれる。
中央アメリカ、楽園のような平和な村で過ごすパウはマヤ帝国の傭兵たちに囚われ、儀式のいけにえになりかけた。命は助かったものの、今度は人間狩りの標的にされた彼は、妻子の待つ村を目指してジャングルをひた走る。 (MovieWalkerより)
R15指定ということと前情報で、かなり残虐なシーンがあるということで、
覚悟して観にいきました。
ちなみに、私はスプラッタ映画(この映画は違いますが)は好きなので、
残酷なシーンと言ってもこのくらいなら大丈夫です。
感心したのは、映像はかなりえぐかったけれど、
ある1点にはこだわっていたのはとても良かったです。
自分の方が高位(先進国)にたっていると信じているものは、
低位(後進国)だと思っている人など簡単に踏み潰してしまえるもの、
というような、そんな世界だったように思います。
また、冒頭であったように、
「文明は他者に滅ぼされるのではなく、
自分達の中から崩壊していく」?だったかな、
そんなような言葉があったのですが、
深いな〜、この言葉でいろんなこと想像しちゃいますよね。
映画出演未経験の役者さんを集めたということですが、
みなさんさすが選ばれただけあって、魅力にあふれています。
表情、特に目が良かったですね。
躍動感にあふれていました。
2時間18分映画の中に引き込まれて、上映時間が短く感じました。
なかなか面白い映画でした。
(首が飛んだりするのが苦手な方は要注意です)
試写会でブログに紹介するときは、
結末に触れないでください、と言われましたが、
もちろん触れるのはタブーですよね。
実は、この映画を観る前に、
ラストにちょこっとだけ触れているものを読んでしまったのです。
書いた方は、ぼかしているし絶対わからんだろう、
と思ったのかもしれませんが、わかっちゃうんだよーーー!(泣)
読んだ私が悪いのですが。