ラムダ、手がうまいらしい
藤沢周平さん原作「よろずや平四郎活人剣」
今日からテレビ東京で放映(今やってる〜)
中村俊介さんが平四郎役なの。
みてみると・・・かなりの部分、
キャストは主役をのぞいて、以前NHKでやったときの方が、
しっくり当てはまっているのよね。
ただ、あの時は原作とかなり違ったところがあったので、
それはあまり好きじゃなかったけど。
藤沢周平さんは大好きな作家で、
あまり読み返しをしないほうなんだけど、
藤沢さんのものはわりあい何度も読んでいます。
ドラマや映画も見逃さないようにしているし。
(どうしてもキャストが気に入らないときは見ないけど)
今やっているドラマは見る(見てます)予定です〜。
本もとってもお勧めです。
神名(かんな)平四郎は、知行千石の旗本の子弟。しかし実質は、祝福されざる冷や飯食いで、妾腹の子である。思い屈して実家を出奔、友人たちと剣の腕を生かして道場を立ち上げようとするが、資金持ち逃げにあい、結局、裏店に棲みつく。暮らしに窮して、思案のあげく、やがて平四郎は奇妙な看板を掲げる。……喧嘩五十文、口論二十文、とりもどし物百文、よろずもめごと仲裁つかまつり候。世間知らずの平四郎の奇妙な商売、果たして依頼主はいるのだろうか?