ハムスターのとっと子を病院で診てもらっている時に、猫の避妊、去勢手術に関して色々と聞いてみた。生後6ヵ月でできるらしい。くっちゃはまだ少し先のことだった。まずはまむ。猫は年に3回は子供を産めるらしい。まむはひょっとしたら、すぐにでも又妊娠するかもしれないと言われた。大変だ。実際、茶トラの雄猫がいつもやって来て、しきりにまむにアピールしていた。まむはまだ子育て中でその気は無いらしく、いつも素っ気無い態度をとっていたが...。でもかわいそうな野良猫を次々と増やすことはできない。卵巣摘出手術をしてもらう事に決めた。ごめんね、まむ。くっちゃを育てて見守っている間、あんなに幸せそうに満ち足りた毎日だったのにね。
2004年9月、ワクチン接種の為まむを初めて病院へ連れて行った。くっちゃの時もそうだったが、車で病院に着くまでキャリーバッグの中でずっと鳴いていた。「出して下さいよ〜。どこへ行くんですか〜。嫌ですよ〜。にゃ〜!」 心細そうな、でもだんだんと大きくなる声。不思議と病院に着くとピタリと鳴き止む。車の振動が嫌なのか、それとも病院の待合室には何か落ち着く匂いや音が出ているのかな?
この日はまむの手術の日取りも決めようと思っていたのだが、先生から「今日お預かりして手術しましょう。」と言われた。一瞬戸惑ったが、でもなるべく早いほうがいいだろうと、その日まむをそのまま病院に預けることに。
退院後に必要な物を教えてもらい、帰りそれらを買い揃える為に何件かの店に立ち寄った。家猫の場合は特に必要な物は無いのだが、野良ちゃんで雌の場合は、手術で縫った痕を汚したり触ったりしないように充分に気を付けないといけないので、少々大変だ。それにハムスターと顔を合わさないようにまむを隔離しないといけない。大きなケージ、その中に入れる猫トイレを始め色々な小物を揃えた。準備万端でまむの退院を待った。
まむは首にエリザベスカラーを付け、おなかは大きく毛を剃られて、縫った痕には大きなガーゼが貼られて帰って来た。痛い目に合わせてしまったね。まむの傷の痛みと同じくらい私の心も痛んだ。10日間ちゃんと世話をしてやらなくては。初めての経験だった。ちゃんとできるだろうか...。
それまで屋外で暮らしていたまむは、家の中、しかもケージの中で自由を奪われて、おなかは痛いは、首には動きにくい大きなカラー付きという可哀想な状態で過ごした。自由になりたいよ〜と、よく鳴いた。猫は夜行性なので夜中もずっと大きな声で鳴き続けた。私はそれを見守り、丸一日だけでもクタクタになってしまった。早く10日目が来ますように!
食事はカラーが邪魔なので、キャットフードを入れたお皿を口元に持って行ってやるとパクパクよく食べてくれた。自分で毛づくろいができないのでブラッシングをしてやった。気持ち良さそう。蚤はいないと病院で確認済みだった。猫は清潔好きな動物なので、まむはすぐにトイレで用を足してくれた。でも大のほうは、やはりおなかに力が入らないのか、なかなか出なかった。5日目の朝まむの様子を見に行くと大変なことになっていた。少々軟らかめのウ○○をしていて、それが体やカラーやケージ内のあちこちにくっつきまくっていた。うひゃ〜!!全部綺麗にするのにかなりの時間がかかったが、カラーの継ぎ目に入ってしまったのは、いくら頑張っても取れなかった。病院に連れて行き付け替えてもらった。おなかの傷痕も診てもらったが、こちらは異状無かった。良かった〜。でもあと5日残っている。
家に帰り、キャリーバッグを開けると、蓋に血が付いていた。傷口が開いたのかとビックリして、即又病院へ。バッグの中で「出たい、出たい!」とガサゴソ動き回った為に鼻を擦り剥き、その出血だった。やれやれ一安心。
続きは次回に。
昨日のまむ
近くのポストに手紙を出しに行くと、まむがついて来ました。

レトロな昔懐かしいポストです。
酒屋さんの看板猫のように写っているまむ。

運動の後のこの一杯がおいしいのよねえ。