2008年10月9日 14時33分
父が母のところへ逝ってしまった。
とうとう、戸籍筆頭者で独りになってしまった。
7月末から、あっという間の出来事。
最終的に病魔がどこに居たのかもわからず、医学的には鼻で笑われると思うが、母が連れて行ったとしか思えない。
亡くなる前に1時間ほど二人きりで話しをした。
もちろん、意識は無い状態だったが、母の時と同様、聞こえていたに違いないと確信している。
なぜなら・・・・
前日よりとても苦しそうにしていた父に、「苦しいなら我慢しなくていいよ! もう十分がんばったんだから」と言った。
そして、ありがとうを何度も言った。
手を繋いでいた。
「でも、兄ちゃん達の食事が終わるまで、逝っちゃだめだよ!すぐ、食堂から戻ってくるから、それまではまってね」って言った。
先生が状態は安定していると言っていたので、兄ちたに食事に行ってもらったのだ。
急変したのは、兄たちの食事が終わった直後だった。
父の顔が母の最期とまったく同じ顔になった。
【さよならなんだ・・・】とわかった。
大きなため息をついて、父はこの世を去った。
兄弟3人と兄の奥さんの4人でみおくった。
母の看病をし、姉の看病をし、数年間ずっと看病のし通しだった父。
やっと、楽になっただろうか?
私の事がきっと一番の心配事だったに違いない。
ごめんね。パパ。
そして、ありがとね。パパ。
いくつになっても、子供の頃からの呼び方が一番しっくり来る。
やはりパパはパパなのだ。
姿は見えなくなって、もう話も出来ないけど、ママもパパも私の心の中にずっと居る。
困った時には、やはり二人に相談する。
今までと違うのは、もう意見は述べてくれない事。
そして、今までと同じなのは、それでも決断は自分がする事。
だから私は大丈夫。
二人で楽しく過ごしてほしい。
そしていつか、その時が来たら、二人で私を迎えに来てほしい。
にゃんずやわんずを引き連れて。。。。