『トト』の傷です。
『トト』たん、ボロボロです。
彼は確か、成猫で保護。
とにかく戦う猫でした。
我が家の『ネル』君が実家に居た2004年1月〜6月の半年間。
『トト』と『ネル』君は喧嘩してばかりで、実家の母をひどく悩ませていました。
取っ組み合って、噛み合って、転がって。
他の猫達が怖がるぐらいの大喧嘩。
「とにかく漫画のようだ」と。
「どうにかしてくれ」と。
実家の母から毎日のように言われました。
その後。
『トト』と『ネル』君の大喧嘩のせいで他の猫がベランダから落ちるという大事件が発生。
実家の母から「もう無理!!」と。
電車で迎えに行きました。
問題なのは知る人ぞ知るうちのオジサン。
毎日毎日状況報告をしていたので、『ネル』君を我が家に連れ戻して里親探しをするのを割とすんなり了承してくれたのでした。
まー、半年ぐらいオジサンの目の前で里親探しして。
子猫は決まっていくけど成猫は電話口で断られたりして。
そのうち探しているフリになって。
募集チラシから『ネル』君を抜いたりなんかしちゃって。
今に至ります。
あんなに戦っていた『トト』。
今では膝に勝手に乗ってきたりするようになりました。
が。
調子に乗って撫でるとザックリやられます。
喧嘩は困るけど、当時のように勇ましいままであって欲しい。
人間よりもうんと速い時間の流れの中で歳をとっていくから難しいんだけど・・・
それでも、出会った当時のままに。
いつまでも勇ましくあって欲しいと願ってしまう。