日本人の食事の時間は短くてせわしないとよくいわれます。一色の平均所要時間が20分しかない人が多いそうです。サラリーマンは10分もかからないという人もいます。欧米人がたっぷり1時間以上かけるのとはあまりにも対照的です。短時間で食事を済ませてしまうとどういうことになるのでしょうか。例えば、歴史的な人物を見てみると、食事中も多忙だった人は食べ物の味がわからなくなっていることが多いようです。言い換えれば味に鈍感になってしまうということでしょうか。歴史的には、味覚がデタラメだった人物としてナポレオンと織田信長が挙げられます。ふたりとも味が強いものを出さないと、まずいと言って食べなかったそうです。
キュアリス