男は切らしたことがあっても猫は切らしたことはない。猫と自分には甘く!人には厳しく!(特にオット/笑)

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指かんだのは猫じゃない

■「猫犯人説」に広がる憶測 北埼玉郡の女性の足指負傷 埼玉新聞のHPより引用

 北埼玉郡の特別養護老人ホームで、入所中の認知症の女性(88)が足の指を失うけがを負った“事件”で、「猫犯人説」をめぐってさまざまな推論が飛び交っている。

 現場には小動物の足跡が残され、女性の足には傷跡。証言できる目撃者はおらず、現場で捕獲された猫が有力な“容疑者”とされた。警察は「現場の状況から人が介在した事件の形跡はない」と捜査を打ち切った。

 しかし、動物愛護団体などからは「猫が人の足を食いちぎれるのか」と疑問の声も。真実は解明されることはないまま、憶測ばかりが広がっている。

 ■発覚

 “事件”が発覚したのは六日午前八時ごろ。施設から「入所者の指が食いちぎられた」と通報を受けた消防や、警察、保健所などが“捜査”を開始した。同日夕、施設の被害者の部屋と隣接する中庭に動物用のおりを設置した結果、一匹の猫が捕まった。

 この猫は、体長約四〇センチのメスで、推定五歳。“現場”となった女性の部屋に血のついた小動物の足跡が残され、被害者以外の入所者の部屋も含めて中庭と接する窓の網戸が破れていた。猫の口の周りが赤く染まっていたということなどから、この猫が“容疑者”として浮上した。

 ■本当に猫か

 これに異論を唱えたのがNPO法人「アニマル・サポート・メイト」(野田静枝代表)などの動物愛護団体。(1)猫は体をなめてきれいにするので口の周りに血は残らない(2)骨を砕いて食いちぎるのは考えられない―などとして、真相究明を県や警察など関係機関に訴えた。

 各種団体からの要望を受けた県は十一日、施設側にほかに動物が潜んでいないかチェックを求めるとともに、所管の特養老人ホーム計百六十七施設に、設備点検や巡回体制の見直しなどを通知。行政機関も再発防止に動いた。

 ■科学捜査はせず

 関係者によると、猫は“事件”の二週間ほど前から施設内の外部と遮断された中庭で目撃されていた。定期的に餌を食べていた形跡はなく、空腹状態だったことも考えられる。一方、女性は糖尿病で、足指の一部が壊死(えし)して腐り掛けていたという。

 医療関係者によると、人の足が猫にかじられた例は過去にもあり、死体などが被害に遭うケースもあったという。

 直接の目撃者は出てきておらず、猫から話を聞くわけにもいかない。今のところ“状況証拠”などから事実を判断せざるを得ない。

 そんな中、各種団体などからは「胃の内容物を調べたら」とか「ふんを検証すれば」などと“科学捜査”を求める声も。しかし、時間が経過していることもあり、調査は行われないことになった。

 警察側も「足には引っかき傷もあり、傷口の状態から小動物が関与した可能性は高い。猫と断定することはできないが、逆に人が関与した事件ではないと考えて捜査を打ち切ったのだが」と困惑するばかりだ。

 ■猫は語らないが

 保護された猫は、動物用の設備が整った県動物指導センター(大里郡江南町)で、キャットフードなどを食べながらのんびり時を過ごしている。

 「頭をなでても、両手で抱えても警戒しない。普通の猫ですよ」と同センター職員。当分は施設で育て、いずれは十匹ほどと一緒に放し飼い部屋に入れるか、希望する動物愛護団体に渡すか判断するという。“重要参考人”の猫は処分されないことになった。

 動物愛護団体関係者は「猫が語ることはできないのは当然。猫かどうかだけが問題なのではなく、施設内に動物が何日もいた状態にした管理側の責任も問われるべき」と指摘している

指かんだのは猫じゃない  愛護団体が再捜査要請 東京新聞より引用

埼玉県北埼玉郡の特別養護老人ホームで認知症の女性(88)が、足の指を猫に食いちぎられたとされる事故の波紋が広がっている。県や県警に全国の愛猫家らから抗議や意見が殺到しており、動物愛護団体は十八日、県警加須署に「猫が人間の指を食いちぎるはずがない」と再捜査を要請した。

 

同署を訪れたのは特定非営利活動法人(NPO法人)「アニマル・サポート・メイト」などのメンバー。「猫の犬歯は左右二本しかなく、百回以上はかまないと人間の骨までは砕けないはず」などと主張。猫の特徴や習性などから猫の仕業を強く否定している。

 これに対し、同署は「再捜査はしない。猫の可能性は高いとみられる」と話したという。

 一方、東武動物公園(同県宮代町)の生井聡飼育課長(獣医師)は「猫が人間の一部を食べる目的でかみついたという話は聞いたことがない」と疑問を呈する。

 だが、県生活衛生課は「猫はホームの中庭で二週間も何も食べていなかったとされており、極限状態なら絶対にないとは言い切れないのでは」としている。元東京都監察医務院院長の上野正彦氏も「人の体でも壊死(えし)して魚の腐ったようなにおいがし、痛みを感じる感覚がまひしているなどの条件がそろえば、猫が食いちぎることはあり得る」と指摘する。

 猫は現在、県動物指導センターで保護され「経過観察中」。体長約四〇センチの雌の雑種で、凶暴性はないという。通常、県が引き取った野良猫は、飼い主が申し出るのを三日間待った後、殺処分している。しかし、今回は「社会的反響も大きい」として殺処分はしない方針。引き取りの申し出も数件あるという。

 厚生労働省介護保険指導室からは「老人ホームの高齢者が猫によってけがを負ったという事故は聞いたことがない」として、県に情報提供の依頼もあった。

 加須署は現場の状況や女性のけがの状態などから「人が関与したものではなく、事件性はない」と判断し、猫が「犯人」かどうか断定することなく既に捜査を打ち切っている。県動物指導センターでも猫のふんは残しておらず、真相究明は困難な状況となっている

 

女性足指負傷事件 愛護団体「再捜査を」  朝日新聞 埼玉版より引用

 

埼玉郡の特別養護老人ホームで、認知症で寝たきりの女性(88)が猫に右足の指を食いちぎられたとされる事件で、動物愛護団体の代表者が18日、「犯人は猫ではない」として、担当する加須署に捜査をやり直すよう申し入れた。これに対し、同署は「動物が関与した可能性は否定できない。新しい事実が出なければ、再捜査はしない」としている。

県警「新事実なければ…」

 再捜査を要望したのは、NPO法人「アニマル・サポート・メイト」など動物愛護団体の県内の代表者。加須署を訪問し、猫の仕業だとする根拠の明示と事件の再捜査を申し入れた。

 対応に苦慮しているのは、警察署だけではない。「犯人」として捕獲された猫を保管している県動物指導センター(江南町板井)は、猫の処分をめぐって悩んでいる。

 問題の猫は5歳ぐらいのメスで体長は40センチほど。やせ形で灰色の地に黒のまだら模様の毛を身にまとっている。キバの大きさは普通で、移送後は飼育担当の世話におとなしくしているが、食欲は旺盛でキャットフードや缶詰を食べているという。

 県内で遺棄されたり、逃げ出したりした猫や犬は、同センターに移送され、条例などの定めにより、3日間で飼い主が見つからなければ、原則として処分される。

 ところが、この猫の場合、同センターに移送された11日から18日までに、愛猫家や動物愛護団体から「処分しないで」といった嘆願などが40件に達した。このため、県は処分は見送り、「譲渡」かセンターで飼育するか、どちらかを選択することになった。

 譲渡の場合は、飼い主に危険が及ばないよう専門のトレーナーが一定期間観察し、病気の有無をはじめ安全性が確認されてから、引き渡すことになる。

 このため、センターは「譲渡は簡単にはできない。当面はこちらで預かるしかない」と頭を抱えている。

 同センターには昨年度4500匹の迷い猫が収容され、うち4400匹が処分されている。

 

猫、本当に犯人か 老人ホームでの右足指負傷 朝日新聞より引用

 

埼玉県北埼玉郡の特別養護老人ホームで、認知症で寝たきりの女性(88)が猫に右足の指を食いちぎられたとされる事件で、捜査をした埼玉県警加須署に愛猫家などから「猫じゃない」などの抗議や意見が寄せられた。15日までに100件を超える。捕まった猫は3日間で飼い主が見つからない場合、安楽死となる可能性もあったが、県は処分しないことを決めた。

◇「口の回りに血」職員が目撃

 女性がけがをしているのが見つかったのは6日午前5時10分ごろ。右足指が5本とも第一関節付近から食いちぎられ、左足の甲にもひっかき傷があった。女性は寝たきりの認知症で、会話は難しい状態という。

 女性の寝ていたシーツや近くの床に猫のような足跡が残り、窓が数十センチほど開いて、網戸の隅が外の中庭に向けてめくれていた。加須保健所が中庭に檻(おり)を置くと、数時間後に猫が捕まった。茶色に黒のしま模様の雑種の大人の猫で、毛並みは荒れていたという。

 女性のけがが見つかった直後に、職員の一人が「口の周りに血のついた猫が中庭にいた」と話しており、この猫とよく似ていたという。このため、同ホームは同日、県に「猫が指を食いちぎった」と報告をした。

◇「不自然な行動」愛護団体は抗議

 現場を調べた加須署も、女性のけがの状態などから「動物によるもので、人が手を加えたものではない」と判断し、猫は調べずに、捜査を打ち切った。

 しかし、動物愛護活動などに取り組むNPO法人アニマル・サポート・メイト(さいたま市)など5団体は12日、「猫が骨を砕いて指をかみ切るには、相当の回数かまないと無理で、不可解だ」として、近く県警などに再調査を求める考えを明らかにした。

 一方で、静岡県で研究施設なども併設する「ねこの博物館」の今泉忠明館長は「猫は肉食なので、可能性としてはある」と見る。ただし、「親猫などに育てられず、猫としての『常識』がない場合などに限られる。普通の飼い猫ではまず考えられない」と話す。県もホーム側に施設内の再捜索を指導した。

 全国から抗議が殺到した加須署は「断定はしていない」と困惑気味だ。猫を一時保護した県動物指導センター春日部支所には「引き取りたい」「殺さないで」といった電話が殺到。同支所は14日、この猫を同センター本所に移した。「これだけ大騒ぎになった以上、処分は考えていない」と話す。  

埼玉特養「足食いちぎり」事故、再捜査要請 日刊スポーツより引用

埼玉県北埼玉郡の特別養護老人ホームで女性(88)が猫に足を食いちぎられたとされる事故で、動物愛護団体のメンバーが18日、「猫が人の足を食べることはない」として捜査した埼玉県警加須署に再捜査を要請した。

 

 事故は6日早朝に発生。女性は右足すべての指を第1関節付近から食いちぎられる傷を負った。女性は認知症で寝たきりの状態で会話もできないことから、正確な状況は判明していない。部屋の窓が30センチほど開いていて、部屋には猫の足跡が残り、庭には口の周りを血で染めた猫がいて捕獲された。

 加須署では「外部からの人の侵入はなく、内部の犯行でもない。傷口から小動物の咬傷(こうしょう)によるものと思われる。この時点で人間が原因でないため、警察捜査の対象ではなくなるということ。まして、今まで猫の犯行であるとは発表していないので、再捜査はできない」と話し、その旨を動物愛護団体にも伝えたという。  


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