■2005年08月03日河北新報より引用
猫の“里親”募集に応じた大阪市の女性が「大切に育てる」とうそを言って猫14匹をだまし取ったとして、譲り渡した大阪府内の女性8人が3日、猫の返還と慰謝料など計約620万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴。詐欺容疑で大阪地検に告訴した。
大阪市の動物愛護推進員は「こうした問題は『里親詐欺』と呼ばれ、最近増加傾向にある」と話している。
訴状によると、8人はそれぞれ、保護した捨て猫の新たな飼い主をインターネットのホームページなどで募集。自称デザイナーの女性が2004年9−11月「終生の家族として迎えたい」と応募し、8人は相次いで計14匹の猫を譲った。 ■