レンジ台で乾燥中の洗ったフライパンをのぞきに行ったいちにオットセイが「こらーっ」と叫ぶ。慌てたいちは食器カゴ(ステンレス製)の網に足を挟んだままカウンターから飛び降りる。
次の瞬間「ぎゃっ!!」と叫ぶ。こっちに来ながら「シャ-ッ!!」「シャーッ」と言ってごろんと倒れる。アタクシを見上げながら「うなぁーうなぁー」と鳴く。後ろ左足を宙に上げたまま・・・足をあげたままなかなか起き上がれない。もしかしてアナタ骨折してますか?
その時アタクシの頭の中は「この今まさに食べようとしている料理を広げたテーブルのご飯を片付けて今から医者に?」オットセイは「このビビリ猫をどうやって医者に!?」と2人ともかなり悲観的な考えが頭の中をぐるぐる〜
仰向けに倒れて足をあげていたいちに 息子のみいが「とーしゃん なんしよーん?」と近づきいちが走って廊下に出て行く。「おー足ついてる!!」
かなり長い間戻ってこなかったけど 戻って来たときは普通に歩いていた。少し足をかばってたからかなり痛かったちゃろうねえ。何はともあれ えがった。
今日のアンビリバボーは山古志村のマリちゃん(3/30のblog参照)でしたがサビ猫のチャグちゃんもやって欲しいな〜オットセイはこのニュースをTVで見てたらしいけどチャグちゃんの鳴き声はホントにすごかったらしいです。どすが利いてたらしい。淋しくて悲しくてひもじくて鳴いて飼い主さんを探して声がかれちゃったのかな?ねずみや残飯を食べてたらしいけど食欲もあってよかったね。
以下ashi.comより引用
■飼い猫、4カ月間生きていた 旧山古志村で飼い主と再会
新潟県中越地震で被災し、5日から一時帰宅が再開されている長岡市・山古志地区(旧山古志村)に10日、住民248人が雪上車などで戻った。地区は多くの家が地震で壊れ、今も2メートルの雪に覆われたまま。住民らの苦しみはなお続く。そんな中、無人となった地区で4カ月間、生き抜いた猫が見つかり、再会した飼い主に思わぬ喜びをもたらした。
長岡市で仮設住宅暮らしを続ける青木タケ子さん(57)はこの日、雪上車に30分揺られ、住み慣れた池谷集落に入った。
自宅のそばまで来て「あー、だめだ」とため息をついた。35世帯の同集落は地震による住宅の全壊率が95%と被害が際だっている。約10軒は雪の重みで完全に押しつぶされていた。
青木さんは、地震で壊れた自宅の屋根に上り、すき間から中の様子をうかがった。だが、何も取り出せなかった。
悲嘆にくれ、帰途につく寸前、「ギャー、ギャー」とうめき声のような鳴き声が近くから聞こえてきた。
「えっ、チャグかい?」
耳を疑いながら青木さんが近寄ると、倒壊した隣の家屋の1階部分に、愛猫がいた。昨年12月に家を見に行った時に姿を見かけたのが最後だった。
わずかな望みを抱いて用意していたキャットフードを差し出すと、飛びついてきた。
「元気でいたか? 頑張ったのう」
引き寄せると、体はやせこけ、右の後ろ脚の裏は、しもやけでピンクに腫れ上がっていた。
2年前に拾ってきたメスの捨て猫で、茶と黒色だから「チャグ」。
「私たちの宝物です」
青木さんはチャグの体全体を何度も何度もなでた。
19年ぶりの豪雪に見舞われ無人となった山古志で生き延びた愛猫を抱きかかえ、夫と義父と暮らす仮設住宅へ戻っていった。 ■引用終わり
うちの猫は誰が生き残れるかな?うーん? |