三ツ足のげんと、鼻炎持ちのきゅんの日記

November, 2010
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PROFILE
megyu

趣味→読書、乗馬、手芸、そして猫!!7個のピンクの肉球とともに、幸せな毎日です。

玄ノ助

Mix 茶トラ ♂      2006年6月生まれ(推定)

きゅん太

Mix 白茶 ♂                      2006年6月生まれ(推定)

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May 21, 2007
ひざ乗り猫になるまで  4
m1179684283092676.jpgつづき↓
びびりで小心者で、警戒心の固まりだった玄ノ助。
しかし猫じゃらしと無理矢理だっこで少しづつ慣れて来たみたいです。
そして、10日目の晩に運命の時が来ました‥!
ベッドの下から出てきたなーと思ったら、おもむろに私のひざに乗ったのです!
ひゃ〜、ついに自らひざに‥!!(;_;)なんて感動に震えていたら、今度はぐるぐるノドを鳴らし始めたではありませんか…!!
やがてそのノドぐるぐる音がピタリと止んだと思ったら、代わりにすぴすぴ変な音が。
ん?こ、こりは…。
寝てる!寝てます!!
私のおひざですぴすぴ寝息たてておねんねです!!!
寝顔見せてくれたのもこれが始めてなんですよ〜!!(>_<)
こんないっぺんに大イベント起きていいんでしょうか?
もっと長期戦覚悟してたんですが‥。子猫だから簡単に馴れましたねぇ。
その時はそのまま私のひざで寝てくれました。
子猫ってすごくあったかいですね。
低温やけどするんじゃないかとちらっと思いました(笑)
May 20, 2007
ひざ乗り猫になるまで 3
つづき↓
獣医さんに連れていって♂だと教えてもらったので、子猫に玄ノ助と名付けました。
宮部みゆき先生のあかんべぇに出てくる、女ったらしの幽霊のお侍さん玄ノ介様からとりました。(かっこよかったんだぁv)
でも幽霊の名前じゃまずいかな、と思って字を少し変えときました。

さて子猫の玄ノ助。
大変びびりでございました。
基本的に段ボールのハウスか、ベッドの下にこもって出てきません。御飯も恐くて人前では食べないし、小心者でシャーとかフーッとかできないみたいでした。触られても抵抗すらできないの…。恐くて固まっちゃってたのかなぁ。(←不憫)(←でも触り放題だった(^x^;)
そして寝てる姿も見せてくれませんでした。いつ見ても警戒心でお目めを光らせて、私を見てました。子猫ってよく寝るもんなんじゃないの?いつ寝てんの??って思うくらいに。
それでも所詮子猫。動く物を見ると手が出ちゃうんですねー。

m1179630127754067.jpg
←天然ねこじゃらし(エノコログサ)にじゃれまくる玄ノ助。(ピンぼけ(汗)
こうして少しずつコミニュケーションをはかる私なのでした。
                              ***つづく
May 19, 2007
ひざ乗り猫になるまで 2
m1179582996319555.jpg←千切れたあんよのアップ。現在の様子です。
つづき↓
子猫を保護したその日、仕事に行ったのですが、ぶっちゃけ仕事なんて手につきませんでした!
ずーっとずっと子猫の事を考えてそわそわしてました。
私、猫を飼うのは初めてだったのです。
動物はなんでも好きだし、特に猫を飼うのは夢でした。
でも実家には猫嫌いがおりましたし、一人暮らしを始めてからもペット禁止のアパート住まいだったので‥。猫を飼うのは老後の楽しみにとっておこうかなーと思っていました。
でも今、猫を飼う夢が叶ったのです!
これからは私の部屋に猫がいるんだなぁ、しかもずーっと一緒にいられるんだ!と思うとじわじわ、じわじわ、後から後から嬉しさがこみ上げてくるのでした。
仕事から帰って、ホームセンターへ行き、猫道具を買い、次に動物病院へ子猫を連れて行きました。
蚤の駆虫やら風邪っぴきのお薬やらをもらいました。
千切れた左後ろ足も診てもらいました。
「これはもっとずっとちっちゃな子猫の時に千切れちゃったんだねぇ。どこかに挟んだか、カラスにつつかれたか、他の猫か‥。よく腐らなかったねぇ。この子は生き運が強いね!」と女医さん。さらに、「でもこの長さだと地面に着いちゃうから、も少し切らないといけなくなるかもしれないね」
確かにこの頃、千切れた足も使って4本足で歩いてました。時折、千切れ口にかさぶたを作っていたので、怪我をすることもあったみたいです。
千切れた足を足として使って行くうちに肉が減っちゃって大変な事に…!なんて事になるかもだそうです。
「ま、切らずに済むかもだけどね。様子見ましょうね」
という訳で私は毎日、やきもきしながら千切れたあんよを観察するのでした。
         つづく
May 17, 2007
ひざ乗り猫になるまで 1
m1179391352094896.jpg←は拉致して10日目あたりの玄ノ助です。
まだ毛がホワホワしてます(*^_^*)
通いの野良猫から、完全室内飼いの猫になった玄ノ助。(詳しくは字ばっかりの「玄ノ助がうちの子になるまで1〜4」をお読みください)
端的に言うと子猫拉致監禁です。何かの罪にとわれるでしょうか。
とりあえずここはペット禁止のアパートなので、契約違反は成り立ちますね。
でもやってしまいました‥。ごめんなさい、大家さん。なるべく早く引っ越しますから…。(と念力だけとばす私)
さて拉致被害者の子猫さん。どんな様子だったかと言うと、おびえきっておりました。
あまりの恐怖に声も出ないようです。閉まった窓の前でウロウロ。(窓の外に母猫がいるのです)とても不憫ですが、もうお前はうちの子なのだよ。帰してあげられません。
私は子猫に御飯と水を用意しようと立ち上がりました。すると子猫は驚いて、テレビの裏に隠れてしまいました。
まぁ、仕方ありません。この子はまだ野生動物みたいなもんです。いいんです、いいんです。
子猫はそのままほっといて、私は御飯と水を用意し、仕事(←夜勤)に出かけたのでした。
玄ノ助がうちの子になるまで 4
毎日の餌やりを始めて一週間程たった夜、あの三つ足の茶トラが来ませんでした。
何回数えても子猫は5匹…。
明日は来るかなぁと期待していたのですが、次の日もあの子は来ませんでした。その次も、そのまた次の日も来なかったのです‥。
あの子が来なくなって4日経ちました。
これはもう、どこかで死んじゃったのかも…。誰かに拾われて飼い猫になっているのかも知れないけど、楽観的な考えができません。だって私がもたもたしてないで行動していたら、こんな事にはならなかったんですから。
もうあの子に会えないのかな‥、会いたいなぁと考えながら、いつも通り猫達に御飯をあげました。お母さん猫と5匹の子猫がふやけたキャットフードを食べてます。
するとそこに、ひょこひょこ独特の歩き方で茶色い毛玉が近づいてくるではありませんか‥!あの子です!!茶トラの子猫です!!!
良かった、生きてたんだ…!
ヨレヨレでまた一回りちっちゃくなった様に見えますが、生きて歩いてる姿が見られただけで私は胸がいっぱいになってしまいました。
御飯を食べている茶トラに思わず手が伸びます。背骨のゴツゴツな手ごたえ。ガ、ガリガリです‥。目やにも鼻水もだいぶ出てる。
これは、この手を放してしまったら、次会える保証はない…!!
私は茶トラの子猫をむんずと掴んだまま、そーっと持ち上げて、部屋に上がり、窓を閉めちゃいました。母猫の目の前で堂々拉致です!(幸い子猫は無抵抗でした)
ごめん、ごめんねお母さん。大事にするからこの子私にちょうだいね‥!
窓の向こうのお母さん猫に念力を送る私なのでした。

May 15, 2007
玄ノ助がうちの子になるまで 3
最初はおっかなびっくり御飯を食べてた猫さん達も、どんどん慣れてきました。
子猫は御飯中以外は触らせてくれませんが、お母さん猫は私の顔を見ると甘えてすりすりしてきます。御飯の催促もするようになって、ふぇーふぇー(お母さん猫の変な鳴き方)鳴いたり、雨戸をガタガタやったり大変です。
子猫達も網戸に張り付いて部屋をうかがうようになりました。
バ、バレないようにしなくちゃいけないのに‥。(猫さんに人間の事情は通じません(^_^;)
しかし仕事の行き帰りに待ってる姿や、御飯をわにゃわにゃ言いながら夢中で食べてる姿をみると、かわいくてかわくて仕方がなくなってきました。
お腹いっぱい御飯を食べた後、ころころじゃれあう子猫達は本当にかわいい。月夜の晩なぞ最高です…!!
やっぱり全員保護したい‥!それが無理なら三つ足の茶トラだけでも…。いや、でもうちじゃ飼えない…。と、もたもたしてるうちに恐れていたことが起こったのでした。

玄ノ助がうちの子になるまで 2
m1179196284970682.jpg出来心から始めた餌やり。ペット類禁止のアパートですから、バレないよう夜に行います。掃き出し窓の外によしずを立てて、室外機と洗濯機の陰でこっそりと。それでも猫さん達がにゃあにゃあ騒ぐのでハラハラです。
最初は警戒して近寄らせてくれませんでしたが、猫さんは現金なもので、すぐに御飯中になら触らせてくれるぐらいに慣れました。かなり近くで見れるようになって、一匹一匹個性が見えてきました。
白茶は一番のやんちゃ坊主で好奇心いっぱい!三毛は甘えんぼみたいでいつもお母さんのそばにいます。キジトラは警戒心が強くて慎重なタイプ。白黒ブチは双子みたいに仲良しで二匹でよくじゃれてます。そして茶トラは‥、一番体がちっちゃくて、いつも皆より出遅れます。左後足を引きずるみたいに歩いてる‥。よくよく見ると足の先っちょがありません。人間でいえば土踏まずのあたりからになるでしょうか。左後足の肉球がまるごとない感じです。傷はすでにふさがっているようですが、野良としてはあまりに不利に思われます。
というか、どの子も目やにがついてるし、時折くしゃみしている所を見かけます。野良で生きるのは大変です。子猫の多くは冬を越せないと聞きます。明日にでも、この子達の一匹がかけてしまうなんてことがあってもおかしくない。命の保証はどこにもありません。
すぐにでもお母さんも含めて全員保護したいのですが、いかんせん、ここはペット禁止のアパート。里親が見つかるまでと大家さんに相談しようかとも思いましたが、もしだめだったらと思うと話せません。実家がすぐそばなので実家に相談しましたが「猫なんてだめだめ!」でした‥。(母と祖母は猫嫌いなのです)ペット可の所に引っ越すにしても七匹の大所帯では難しそうです。
結局、結論のでないまま、せめて御飯だけでもとこっそり餌やりを続ける私。毎日、この子達をどうしようどうしようと悩んでいました。
May 14, 2007
玄ノ助がうちの子になるまで 1
m1179111346962137.jpgこのにゃんこが玄ノ助ときゅん太のお母さんです。
去年の梅雨時、アパートにいるとミュウミュウ子猫の声が聞こえました。大家さんちの庭先に野良猫の母子が住み着いたようです。小柄な三毛のお母さん猫に、キジトラ、茶トラ、三毛、白茶、白黒ブチ2匹、計6匹の色とりどりの子猫達。
もぅ、かわいいとか、かわいくないとかのレベルではありません!母猫の後をちょろちょろと追う手のひらサイズの子猫達。よちよちで、ふぁふぁのミゥミゥなんですょ!!
子猫を見ると餌をあげたくなってしまうのが人情です。人間というのは不思議な生き物で、動物を見ると餌をあげたくなってしまうのです。これはもはや習性ですね。人間は何千、何万年も前からこうしてきたのです。と言い訳してみても、ここはペット類禁止のアパート。ペット類!ペット類ですか!?きっとその類のとこに通い猫やらなんやらも含まれているのでしょう!(なかなか抜け目ない大家さんです)という訳で餌やりは立派な契約違反となります。しかし、しかし!小柄なお母さん猫と痩せっぽちな子猫6匹を見ていたらついつい餌をあげてしまったのでした‥。