ライフボート友の会StaffBlog

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PROFILE
ライフボート友の会

行政によって殺処分される犬猫を救う活動をしています。

代表 吉田

ライフボート友の会の代表。

事務局長 金子

事務局の姉さん的存在。

小野寺

事務局兼管理部門担当。

大塚

事務局兼管理部門担当。無類の犬好き。

宮本

管理部門担当。こちらも犬好き。

猪股

管理部門担当。犬の面倒や営繕は彼の仕事。

的場

今年から仲間になりました。管理部門担当。

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Jul 03, 2005
里親さんありがとうございました。
久しぶりの更新になってしまって申し訳ないです(涙)

この数週間、ホントに多忙でした。
岐阜市さんへ行ったり、山梨県さんへ行ったり、
里親さんの対応やボラバイトさんの対応…
一体一人何役をこなしているんだ?と思う位。

けれどこの全ての仕事が犬猫達の命に直結し、
これからの私達の活動に繋がる訳ですから、
どれも手を抜けない、シビアな仕事になります。

今日も色々な里親の皆様がお越し下さり、
多くの犬猫が里親さんに引き取って頂きました。
…でも。
それでもシェルター頭数は150頭。
通常の保護頭数を超えてしまっています。
何とか里親さんを増やしたい…
と思うものの、どうしても暑くなると足が遠のいてしまうのが悲しい性。
それでも何とか助けて頂きたいと思う日々です。

かく言う私達も自分達の仕事を見直す必要もあって、
やる事だらけも何一つ変りません(苦笑)

お陰様で義援物資や義援金を皆様から頂戴し、
本当に助かっています。
暖かい皆様の優しさで今ライフボートは支えられています。
私達スタッフも皆様の優しさを大切にし、
これからも精進し、頑張って参ります。

これからも宜しくお願い致します。

Jun 19, 2005
自然淘汰。
この数日、小さな命が数頭星になった。

母猫が出産し、母猫の元でずっと暮らしていた仔猫達。
その数頭が星になった時、正直ショックはあった。
母猫が側にいたのに…何故?

悲しみに暮れていると、代表から以前教わった言葉が頭をよぎった。
猫は多産の動物であり、多く産む事で、弱い子を淘汰する。
そして残る子は強い子であり、成猫となる。
つまり弱い子はそこに辿り着く前に天に召される。
これが自然と言うモノなんだろうな…と今は思う。

私達の手のひらから零れる命には幾つか種類がある。
保健所で救えない命。
シェルターまで辿り着けない命。
シェルターで亡くなる命。
そして里親さんの元で星になる命。
私達も万能ではないからこそ、失う命がある。
けれど、失って、そこで悲しんでいるだけではいけない。
何故救えなかったのか?
それを日々追求し、勉強し、相談をし、
今年は本当に順調に命を救えていた…
けれどそれでも救えない命があった。

管理スタッフも衝撃は大きかったと思う。
私よりも接している期間が多いのだから…
それでも涙は流しても、その後のケアをきっちりしている姿は、
正しくプロの仕事だと思う。
「泣いている暇があったら他の子を助けたい」
その姿勢に私は敬意を表したい。

私ももっと勉強しないとダメですね。

Jun 05, 2005
ご家族連れ沢山(笑)
今日は日曜日。
通常でも里親希望の方が殺到するけれど、
今日は予定ではそんなに多い数になる筈ではなかった…

が。
予定は未定と言う事が今日で良く分かりました(苦笑)

里親さんの対応をしていると、続々鳴る電話。
そして続々と来る里親面会希望申込書のメール。
…対応し切れない位です(涙)
とにかく送って下さったメールを確認し、
本日希望の方にはファックスなどで対応をし、
お越し頂く方向で段取りをするものの、
元から予定が入っていた皆さんの対応もあり、
そりゃシェルターはてんてこ舞いの大騒ぎです(苦笑)
お陰で仔猫達のケアは代表に頑張って貰ってしまいました。
すいません…代表(涙)

それでもそれだけ忙しかったお陰で、
沢山の犬猫の里親さんが決まり、私達も大喜び。
…なのもつかの間。
書類の山が私のデスクに(涙)
結局全ての書類の処理が終わったのは、夜の10時でした。
…的場ちゃん、一緒に頑張ってくれてありがとね(涙)

暫くはこの慌ただしさが続くとは思いますが、
ある意味嬉しい悲鳴ですから、頑張りますよ〜(笑)

そしてもう一つ。
里親さんに引き取られた後は、必ず来るのが電話やメールでの
飼育の相談。
これをきちんと対応しないと、後で大変な事になります。
私達を頼ってご相談下さる訳ですから、
いい加減な事は絶対に出来ませんし、言えません。
その為には自分達もスキルアップは必要ですし、
獣医師との連携も上手にしなくてはいけません。
…ふぅ、頑張る事が沢山だぁ!

そう、それも頑張らないといけないですね。
と言う事で、頑張って勉強します(笑)

May 22, 2005
頑張れ、脳みそ。
今日も日曜日と言う事で、沢山の里親希望の方がシェルターにお見えになりました。
やはり仔猫達の画像がホームページで公開になると、続々と面会のご予約も入り、
スタッフ達も書類の準備や当日の人員配置の手配などに大わらわとなります。
今日も案の定シェルターは大変な騒ぎで、管理スタッフも事務局スタッフも総動員で里親
さんの対応に追われ、気が付けばあっと言う間に6時になっていました。
私のデスクの上には山の様な書類。そしてふと事務局の棚の側面を見ると、引き取られた
仔猫達の番号や性別などが書いてあるガムテープの山。
いかに多くの仔猫達が引き取って頂けたかと言う証でもあります。
最近はあまりの忙しさから、ワクチンなどの証明書などをプリントアウトするのが間に合
わず、引き取られる間際などに大急ぎで処理していたのですが、何とな〜く日曜日が忙しくなる気がして、土曜日のうちに残業をして全て出してあったので、珍しくお引き取りの際慌てる事がありませんでした(苦笑)良かった…
私達事務局の仕事は様々な仕事があります。証明書などのプリントアウトもそうですが、里親さんの対応やメールの返信、そして経理など多岐に渡ります。
その為最近では本当に時間が足りず、本気で思います。
「一日を48時間にして欲しい…ダメならコピーロボット欲しい…」と(笑)
けれどこれも一重に仔猫を救いたいと言う里親の皆さんのお陰なので、本当に嬉しいです。
まだまだ忙しい日々は続きます。その為にも今の仕事をもう一度見直して、もっと効率良く、そしてもっと丁寧な対応が出来る様、脳みそを使わないと…(焦)と思っています。
頑張れ、私の脳みそ!(笑)

May 15, 2005
てんやわんや。
ゴールデンウィークも終わり、気が付いたらシェルターには沢山の仔猫が保護されて来ました。
あんなに閑散としていた飼育棟や面会棟が仔猫の山…
一体どうなる事やら?と思っていたものの、
次から次へと里親希望の方がお越し下さり、
あっと言う間に仔猫が引き取られて行きました。
この2日だけでも15匹位?が新しい家族の元に引き取られ、
今頃は幸せな生活を送っている事でしょう。
5月は一番頭数が多い時期です。
無論毎週岐阜市保健所や山梨県動物愛護指導センターへの引き取りは欠かせません。
何せ犬や猫がいなければ里親さんに来て頂けないですし、
犬猫を保護しなければ私達の仕事は何も始まりません。
でもね。
これだけ忙しいと、スタッフ達もてんやわんや大騒ぎです(笑)

猫の数が多い為、管理スタッフは仔猫達のケアに追われ、
事務局は里親希望者の方からの申し込みの処理に追われ、
引き取って頂いた皆さんからのメールやご相談を対応し、
そして外部の方からのご相談などにも追われ…
そう、シェルター全体がお祭り騒ぎです(苦笑)
恐らくこの騒ぎが7月か8月まで続きます。
…体力持つかしら?(泣)なんて事を言っている暇はありません。
とにかく休める時は休息を取り、何とか頑張りますよ〜。
一頭でも助ける為に。

ちょっと私の中での不満は…
イヴと思う様に遊べない事かなぁ…(泣)
もうちょっと待っていてね、イヴ。
暇になったら思いっきり抱っこするからね〜!
…と言う事で、お母さんはまだまだ頑張ります。
May 01, 2005
毎年恒例(笑)
毎年ゴールデンウィークは大忙しになります。
やはり里親希望の皆さんは、普段お仕事をされている方がほとんどなので、
長期のお休みがある時に引き取りを希望されます。
折角引き取るのなら、一緒にいられる時間が多い時が良い…
その気持ち、分かります!(笑)
そしてシェルターはてんてこ舞いの大騒ぎとなります(苦笑)

スタッフの数も足りない上、里親希望の方が殺到する訳ですから、
スタッフみんながかなりハイテンションになってしまいます。
無論そう言う時こそ気持ちを引き締めて…
と言いたい所ですが、恐らく私も一緒になって舞い上がるのは確実なので、
なる様にしかならないですね(笑)

今年は幸いにして比較的大きい仔猫(とは言ってもまだまだ小さいですが)
が多いので、その日に引き取って頂けるのでちょっと助かります。
何せ去年のこの時期はご予約でお帰り頂く方が多かったので、
再度足を運んで頂くのが本当に申し訳ないと思っていました。
今年もご予約を頂戴してお帰り頂いた里親さんも大勢いらっしゃいましたが、
大切に育てて無事にお引き渡し出来る様、全力を尽くします!
今暫くお待ち下さい!

さぁまだまだゴールデンウィーク前半です。
頑張るぞ〜!!
Apr 24, 2005
とうとうスタートかぁ。
4/21に岐阜市保健所さんと山梨県動物愛護指導センターさんへ、
子犬と仔猫を引き取りに伺いました。
今年は仔猫が持ち込まれる時期が非常に遅く、
「このままいなかったら最高だよね!」
とスタッフ達とも話をしていたものの、
やはり現実はそうは甘くなく、
最終的に連れて来た頭数は犬猫合わせて33匹にもなりました。
車の中では犬と猫の鳴き声の大合唱で、
思わず一緒に行った的場ちゃんと笑ってしまいましたが、
これからはそう言う日が続くんだなぁと思うと、複雑です。

連れて来てから数日。
どの子達も元気にすくすく成長し、
無事に早期避妊去勢手術を受けた子達もおり、
早い子は里親さんの元に引き取られました。
元気に成長している子達を見ていると、
早く里親さんが見つかるといいなぁと強く思います。

昨日今までお待ち頂いていた皆さんにメールをお送りしました。
「お待たせして申し訳ございません」と言った感じの内容でしたが、
他でご縁があって既に猫を引き取られている方もいらっしゃいました。
どこから引き取られても命が助かる事には変りないので、
本当に嬉しいと思います。

今の時期、個人の方も団体の方も里親さん探しに尽力されていると思います。
それぞれがそれぞれの場所で犬猫を助けて行く事が、
小さい命を救う事になると思うので、
私達も負けずに頑張らないといけないなぁと切に思います。

又来週も引き取りに伺います。
安全運転で頑張って行って来ます〜!
Apr 17, 2005
エドの死。

今日の午後、エドが旅立ちました。
数日前から度々発作を起こし、その度に苦しそうな悲鳴を上げていたエド。
エドは耳も聞こえず、目も見えないので、
暗闇の中、無音の中で恐怖と戦っていたのだと思います。

少し前にレビが同じ様に旅立ちました。
そしてもう少し前には茶々(チワワ)が…
そして猫ではありますが、ヤンも旅立ちました。
きっと今頃はみんなで落ち合って、仲良くしている事でしょう。

私達の仕事は、生と死といつも背中合わせだと思います。
決して慣れる事もないし、慣れたい事でもありませんが、
いつも誰かが旅立つ時には涙がこぼれます。

「天国でみんなと仲良くしてね。
そして、生まれ変わったら、元気で幸せな生活をしてね。」
…いつも同じ事を思っている気がします。

ある秋の日、落ち葉のベッドに埋もれる様に眠っていたエド。
私はその姿を一生忘れないと思います。
とても温かく、とても優しい顔をしていたエド。

安らかに眠って下さい。
そしてこれからの私達を見守っていて下さい。
私達は、これから助けるべく子達の為、頑張ります。

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Apr 10, 2005
休みたくなかったのですが…

今日は従兄弟の結婚式があったので、お休みを頂戴しました。
私が休んでいた日曜日は非常に忙しく、慌ただしく一日が終わった様です。

今日はお休みをしてしまったのでシェルターでの出来事は書けませんので、
ちょっと私の自宅の猫達の事を書きます。

私の家には4匹の猫がいます。
上の2匹(アメリカンショートヘア)はペットショップで購入しました。
里親と言うシステムを知らなかった為です。
残りの2匹(雑種・長毛種)はライフボートから引き取りました。
休みの日などにぼーっとしていると、わさわさと私の周りに猫が集まり、
お互いに毛繕いをしたり、じゃれ合ったりして、ほのぼのしています。
でもふと思う時があります。
「この子達、ライフボートが引き取らなかったら殺されていたんだ…」と。

保健所に持ち込まれ、殺処分になる頭数はまだまだ多い現状…
安楽死とは程遠い現状が犬や猫達を待っています。
その現実を知れば知る程、何とかしたいと言う気持ちは強くなります。
今は大分行政も変わって来て、薬殺が多くなっていますが、
それでもまだガスでの殺処分はありますし、結局の所殺処分には変わりありません。
処分する事よりも残す事に重きを置いている行政も増えては来ているものの、
まだまだ圧倒的に処分されている数の方が多い…
じゃあ打開策は何か?と言えば、避妊去勢手術の普及以外にないと私は思います。
その為に何が出来るか?そして何をしなくてはいけないのか?
日々考える事はいつも一緒ですが、気持ちばかりが先行してしまっている気もします。
もっと足許を見なくてはいけないのですが、ダメですね(苦笑)
ゴールデンウィーク頃は里親さん希望の方が沢山お越しになると思います。
一頭でも多くの子達が暖かい家庭に恵まれる事を祈って、
明日からも又頑張ります。

Apr 03, 2005
金子です。


私がライフボート友の会に入ったのは、一昨年の6月でした。
偶然見かけた求人チラシから、私の人生は変わりました。

幼い頃、テレビで見た保健所での殺処分…
「私に何か出来る事はないのだろうか?」と思ったものの、
一個人の力では出来ない無力さを強く感じ、
「いつか何か出来たら…」と漠然と思っていた私にとって、
ライフボート友の会は正しく「自分のやりたい事」でした。
この約2年の月日の中で、悲しい事や辛い事も沢山ありましたが、
嬉しい事や楽しい事の方が多かった様な気がします。

又今年も保健所に多くの犬猫が持ち込まれるシーズンとなって来ました。
私達に出来る事、私達に救える命は少ないかもしれませんが、
それでも一頭でも多くの命を救う為に、頑張ります。

今シェルターはこれから来るであろう犬猫達の為に、
スタッフの育成・施設の改築・業務の見直しなど、慌ただしく動いています。
少ない人数でどこまで出来るのか?そう思うと不安もありますが、
全スタッフの熱意と根性で頑張れると思います(笑)

これから多くの犬猫達がシェルターに来て、多くの里親さんに引き取られて行く事でしょう。
早くそれぞれの子達に暖かい家庭が出来る事を今から楽しみにしています。
頑張るぞ〜!!