12月に私の働く職場にふらっと現れたムム。
我が家の家族の一員として向かえることを決めてから、
早、半年が過ぎようとしています。
当初、触ることはおろか、近づくことさえ儘ならなかった子でしたが、
他の猫たちとは上手くやっていってくれそうだったので、
家庭内野良状態になることを覚悟しつつのスタートでした。
それから、1ヵ月が過ぎ・・・、2ヶ月が過ぎ。
ムムは、劇的な変化を見せ始めました。
はじめは、他の子がナデナデされて満足そうにしているのを
ず〜っと不思議そうに眺めているだけだったのですが、
少しずつ、他の子に混じって、人のそばに寄ってくるようになったのです。
それからは、とんとん拍子^^
今では、人間の膝の上ででれ〜んとすることもできるようになりました。
お外の子でも、精一杯の愛情を注いでやれば、
いつかは必ず心を開いていくれる・・・と、
どこかの地域猫を支援するサイト様で読んだ言葉が、
私にも身を持って理解できた瞬間でした。
無理強いをせず、その子の全てを受け入れてやること。
そして、たくさんの愛情と時間を注いでやること。
そうすれば、必ずどんな子でも家猫になれるのです。
現在、お外の子を家族にしようかどうか迷っている方々。
どうか、勇気を持って下さい。
そして、苛酷な環境でがんばる子たちに、
家猫として一生を送るチャンスを与えてあげて欲しいのです。