ぼたんの旅発ちから1ヶ月が過ぎました。
一時期止まっていた私の中の時計が再び動き出し
季節の移ろいや他の事柄へ思いをはせる余裕も少しずつ...。
「道」は途切れることなく未来へ向って伸びています。
ゆっくりでも、休みながらでも、少しずつ前へ進まないと。
2007年に札幌の北大植物園で撮った写真の1枚です。
都会のど真ん中にある公園ながら、この緑の濃さ!植えた樹も多いですが
もともと生えていた樹(原生林)の一部も残した、と聞いたような。
2007年。つい最近のようですが、もう6年も前なのですね。
今、2020年の東京オリンピックの話題で盛り上がっていますが
オリンピックの開催される7年後、どこで誰とどうしているか
想像できる人はそんなに多くなさそうです。
今の日常の延長線で「変わりなく」暮らしているかもしれないですが
天災の多い古今、人生の大イベントもあるかもしれませんし。
人にとっても7年は短いようで長いのですから、猫にとっての7年は
なおの事、長いですね。
ぼたんと暮らした日々は10年、と物理的には短いものでしたが
それが充実した日々だったのであれば、私の人生にとっての
「ぼたんとの10年」は十分に長い時間だった、と言え
時間のものさしだけでは計れない、もっと大きく普遍的な何かを
私の中に残していってくれた...と考えていいのかな。