寒くなりました。今年の北海道は秋がほとんどなく
残暑の直後に晩秋がやってきた感じです。
秋の深まりとともに猫達も冬の装いになりつつあります。
泉の耳の後ろに柔らかい長い毛が伸びてきました。
例年では7月末から8月に生えて来る毛、今年は9月末でした。
正式な名称が分からないのですが、長毛猫限定で
夏毛の時期から冬毛の初め頃に見られる毛で、いずれ冬毛に換わったらこのあたりまで
周囲の毛(襟毛)が伸びますよ、と言うガイドラインのような毛です。
この毛が長くて多い猫は冬に毛吹きがよくなるのよ、と
以前にTICAの審査員の方に教えていただきました。
その方はウーパールーパーのような毛、と呼んでいました。
私はカニ毛(笑)、とか、ガイドラインの毛、と呼んでいます。
7月生まれの子猫、鹿の子ちゃんにも立派な毛が。
耳の後ろないし下部から生えて、緩やかに前方へ伸びてゆきます。
夏も毛が落ちずにもふもふだった、はつかりや出雲には生えません。
普通に豊かな襟毛が生えています。
ちなみに。生後1ヶ月のまどかちゃんにも生えていません。
生まれてから今まで、毛は伸びる一方。
長さ質ともに夏毛や冬毛の区別がほとんどない、赤ちゃんの毛です。
長毛猫達のカニ毛を見ると冬が来るのだなあ、と季節の移ろいを感じます。