「KOKORO」(3月13日紹介)のジャパニーズボブテイルの記事を
オンライン翻訳で訳してみました。
フィンランド語を英語に訳す無料サービスは意外に少なくて
訳せる言語のリストにあっても、ボキャブラリーが少ないのか
翻訳しても英語にならずフィンランド語のままの単語も多く
最終的には未消化な英訳文を私の意訳で日本語に翻訳した感じです(^^;)
でもこの猫種を紹介する文章は私にはお馴染みの内容なので
そんなには間違っていないと思います。当たらずも遠からず...!?
<ジャパニーズボブテイル>
ジャパニーズボブテイルは日本の固有種です。
1000年以上前の書物に既に記録が残されていたとされています。
1968年、ジャパニーズボブテイルは北米に渡りました。
1970年に純血種としてのスタンダード(基準)が確立され
現在は世界的にもポピュラーな品種のひとつとなっています。
ここヨーロッパにも数人のブリーダーがいます。
FIFe(※1)は1989年にこの猫種を公認しました。
フィンランドでも近年少しずつポピュラーになりつつあります。
ジャパニーズボブテイルは中くらいの大きさでフォーリンタイプ
(筋肉質ながら細くスレンダー)の体格です。
独特の目の形と高い頬骨が日本らしさを醸し出しています。
大きな耳はわずかに前傾する位置についています。
基本はショートヘアで、シルクのような手触りの毛をしています。
毛色はほぼすべての色が認められていますが
いずれの場合も明瞭な色調や模様が好まれています。
脚は長く華奢ですが、ひ弱な印象はなく筋肉が発達しています。
前脚よりも後ろ脚の方が若干長いため立つと腰高です。
尻尾は短く、長くても10-12cm(※2)でいくつかの
カギ(骨の折れ曲がり)を持ちます。
この短く曲がった尻尾の遺伝形式は劣性遺伝です。
ジャパニーズボブテイルは他の猫種との交配は認められていません。(※3)
多くの毛色が認められていますが、特に人気が高いのは
茶黒白の3色からなる「三毛」です。
ポイントカラー(シャム模様)とアビシニアンタビーは認められていません。
優しく愛らしい猫で、よき家族になります。
同じ腹の兄弟姉妹の子猫を2匹一緒に迎えるの最もよいとされます。
しかし、他の猫種とも共存できる場合が多いです。
この猫種のメス猫は「よき母」である事が多いです。
1回の出産で4-5匹産むのが一般的で、1腹7匹も珍しくありません。
文献出典:フィンランド猫協会
写真:キャッテリー「雪うさぎ」
写真は「あかり」と言う名前の日本のボブテイルの女の子です。
「あかり」の娘の「こまち」と「美鈴」はそれぞれ
デンマークとフランスに暮らしています。
あかりのひ孫の「神楽」はエストニアで暮らしています。
以下の注訳は私が書いたものです。
※1ヨーロッパに活動拠点を持つ猫の登録団体のひとつ。
ヨーロッパではCFAやTICAよりも複数の支部を持ち一般的。
こまちや美鈴ちゃん、神楽ちゃんもFIFeのキャットショーに
参加して活躍しています。
※2CFAの規定では尻尾の長さは(曲がっている骨をすべて伸ばしたと仮定して)
7.5cmまでとされています。昔はCFAも15cmくらいまで認められていました。
※3純血種なので異種交配はどの猫種でも原則禁止されていますが
遺伝子プールを広げたり、猫種の健康面の欠点を改良するなどの目的で
相手の猫種や期間を限定した上で異種交配が認められる事があります。
数少ない貴重なスオミー英語のオンライン翻訳を教えて下さった
まねき猫さん、ありがとうございました。