今日は1月17日。阪神大震災から13年です。
2枚目の写真で十勝君を審査している審査員の高野さんが
震災直後にボランティア活動で神戸に滞在していた際に出会った
「小春」ちゃん。ボブテイルの三毛ちゃんです。
当時は「エン」ちゃんと呼ばれ、本の主人公にもなりました。
保護されてジャパボブとしてCFAに登録された猫と言う点で
小春ちゃんはあかりの大先輩です。
実は、小春ちゃんのエピソードを知っていた知人の勧めで
あかりが登録をする際、高野さんのお世話になったのです。
その小春ちゃんが昨年の5月末にお星さまになりました。
震災の時に子猫で拾われたので12歳でした。
闘病中だった高野さんの回復と引き換えに、身代わりに
命を落としたのだと...ご夫妻は涙ながらに話されています。
いくつかの大病をかかえていた猫ですし、年齢を考えると...
真相は本猫に尋ねてみない限り分かりませんが...。
小春ちゃんが、おふたりに深く愛されていた事は間違いないです。
今週末で、あかりがショーデビューしてちょうど5年です。
多くの出会いや偶然の積み重ねで、ショーに繁殖に
活動を広げてきましたが、小春ちゃんの存在も重要な鍵でした。
一昨年の夏、ご夫妻の自宅を尋ねた際に会う事ができた
憧れの小春ちゃん。とても穏やかな表情が印象的でした。
小春ちゃん、ありがとう。あなたの存在はずっと忘れません。
これからも空の上から後輩のあかりを見守っていて下さい。