サンフランシスコ市街地は急坂だらけです。
斜面にはりつくように建物が立ち並んでいるような感じです。
徒歩や自転車では移動が大変そうなので、ケーブルカーを利用しました。
床が木で、なかなかクラシカルな車体です。室内の普通の席の他に
ケーブルカーの前後に屋根しかないベンチの部分もあって
印象としては、黒部のトロッコ列車みたいでした。
その、風がまともにあたる部分の手すりに「つかまり立ち」
して乗るするのが「通」らしいです。
ケーブルカーは車道に敷いたレールの上を走ります。
行き止まりのターミナルでは方向転換しなければいけません。
市街地ではその場所をあまりとれないので
ターンテーブルの要領で車体をくるりと回していました。
機械でターンテーブルを回すのかと思っていたら、「人力」でした!
車体に直接手をかけて、えいやっと回転させていました。
乗りませんでしたが、他にも面白いものが走っていました。
観光用の2階建てバス
そして馬車。