ショーの初日は朝9時半に会場で、獣医さんの検診
〜日本に帰国するために必要な猫の検診〜があり、早めにホテルを出ました。
ホテルからショー会場まではホテルの車が送迎してくれます。
ケージを設置してカバーをかけて、猫をケージに移動させて...
一息ついていたら初老の上品そうなご婦人に声をかけられました。
にしきとかんなの新しい飼い主、キャシーでした。
ショーは金土日と3日間あるのですが、キャシーの都合で
金曜の夕方に2匹を手渡す事になっていたのです。
2匹と一緒に撮った最初で最後の1枚です。
キャシーと旦那さんのトムと。二人とも猫を心から愛しているのが
半日しか一緒に過ごせませんでしたが、よく分かりました。
特に。ケージ内で激しくネズミ玩具と格闘するかんなのお相手をしてくれたトムは
かんながネズミをケージの外に飛ばすたびに、毎回、怒らず、根気よく
テーブルの下や反対側のレーンまで拾いに行ってくれました。
ケージの前に腰掛けてじっとかんなを見る目がとても優しかったです(^-^)
キャシーとは折を見て、ジャパボブについていろいろ話をしました。
日常のお手入れ、食事、繁殖の事...など。
私一人で2匹の子猫を抱えて歩くのは大変なので
にしきを審査リングに連れて行くのを手伝ってもらいました。
(これがキャシーのキャットショーデビューだったそうです。キャシーの親友が
「私が何回誘っても今まで一度もショーに参加しなかったのに
今日、突然デビューするなんて、悔しい!」と苦笑いしていました(^^;) )
審査の時は怯えてかたまっていましたが、控えケージの中では
結構くつろいでいた、にしき。ちなみにトイレの中でくつろいでいます。
かんなは...。この子はどこへ行っても幸せに暮らして行けそうです。
初対面の人や見学のお客さんの視線をものともせず、家にいる時とまったく変わらず
遊んで走って飛び回って、食べて...本当に大物です!!
2匹とも有名なプロカメラマンのシャナン氏に写真を撮ってもらいました。
ひととおり引き継ぎの済んだ午後3時過ぎ
にしきとかんなはキャシーとトムに連れられて会場を去って行きました。
現地のトムの実家で1泊休んだ後、ロサンゼルスの自宅へ向かうそうです。
2匹とも元気でね!いつか(来年?)2匹の息子や娘に
会える日が来るのを楽しみにしているからね〜!