この写真は、先ほど(仕事から帰ってすぐ)撮った写真ですが、左の青いチェックの服を着たワンコがひよこ豆ちゃんの「麦」、右の白地にピンクの縁取りの服が「ココ」です。
ココは一度目のトライアル先で可愛そうなことをしてしまい、今はワタシ以外には心を許していないようです。
ひよこ豆ちゃんにも、ずいぶん慣れてきてはいるのですが、ひよこ豆ちゃんがいるときには この姿は見せません。
ワタシだけの時には、こんな恍惚の表情をするのです。
ご存知の方も多いと思いますが、ココは里親募集中の預かりワンコです。
ここから先・・・気分を害される方がいらっしゃったら申し訳ありません。
多頭崩壊現場や、ブリーダー放棄をご存知の方はお分かりいただけると思いますが、野良犬なんて生易しい臭いではありませんでした。
プロのトリマーさんに綺麗にしてもらえたら、もっと早く里親さんが決まる子も多いでしょう。
そう、軽く言われる方もいらっしゃいます。
ですが、正直言って赤字の局地なので、そのお金はなかなか出せません。
それに 飼主さんしか知らない、外の世界を知らない子達なので、ほとんどの子がビビリで脱糞は当たり前、あの臭さにトリミングに行っても断られるでしょう。
トリミング代は持ち出しだからって、ケチって連れて行かないわけではありません。
言ってしまえば、フードもペットシーツもすべて持ち出しです。
団体からの支給は、缶詰一つありません。
・・・好きでやってる、と言われてしまえばそれまでですが、そんな子たちを預かり 愛情を掛けてゆっくりと心を開かせ、新しい家族を見つけていきます。
文章で書くと、なんだかケチくさいヤツになってしまいますね・・・。
そんな「預かり」たちには、里親さんからの報告が何よりもの褒美です。
ワタシの考えですが・・・ 預かる子というのは、ウチの子ではありませんから、甘やかす事はできません。
どんなご家庭に縁があるか分かりませんので、フードも一般的な方が買われる物を選ぶようにして、グルメにはしないようにしています。
一度捨てられた命だから、こんどこそ本物の幸せにしてあげたい・・・そんな思いで里親さんを選ぶ際にはかなり慎重になります。
ときには本当に失礼な事をお聞きします。
とても素晴らしい方でも、ワンコの性格などを考え、お断りさせていただく場合もあります。
ですが、私の中では「最優先事項は幸せにしてあげること」なので、どうかお許しください。
でも、新しい家族の元で幸せそうな笑顔の写真を送っていただくと・・・うれし涙で翌日は目が腫れて大変です。
グダグタと書き綴り、何が言いたいのかと言いますと・・・
我が家から トライアルに出ていた「コニ(No.52)」が、11月11日付けで、正式手続きいただきました!!!
「にこまるちゃん」となって、里親さんが名前に託した願い通り、本当に幸せいっぱいな笑顔の女の子に変りつつあります。
ヨカッタね、にこまるちゃん!!!
11月11日、23日のおとりさま(鷲神社・酉市)の日にお店を出します。
焼き鳥・手羽先・もつ煮・おでん・フランクフルト・おつまみ・ビールなどなど
鷲神社と浅草寺の間くらいの場所です。
ぜひぜひ お立ち寄りくださいマセ☆ヨロシク(゚0゚)(。_。)ペコッ
“ほおずき家” 台東区浅草4-28-9
※ハンディキャップのある人の地域でのゆたかな生活を目指す民間の団体です。
ウチでお預かりのMix99出身 52番&55番の預かり日記です