昨夜の「ぽちたま」をご覧になられた方は、たくさんいらっしゃると思います。
岐阜市役所の方々、県内外のボランティアの方、その他のたくさんの方々の努力と愛情があってのことだと思います。
全国では、ネコだけでも年間20万匹以上が捨てられています。
某・処分場には1日40匹の仔猫が持ち込まれているそうです。
人間の勝手で繁殖させられ、捨てられていく動物達。
小さな命に何の罪があるのでしょう…。
この仔猫♂の預かりをしたのは、2年前の6月4日。
ゴミとしてゴミ捨て場に捨てられてました。
へその緒は取れてましたが、まだ目も見えておらず、育ってくれるかも分からない状態でした。
何事もなく過ごせるように『凪(なぎ)』という仮り名をつけました。
約2週間後の6月17日。
生後20日くらいでしょうか。
まだ離乳はしてませんが『風と鈴』の食べている物に興味が出てきた頃です。
『風と鈴』もうすぐ1歳…すごく大きく見えます(笑)
まだまだペットボトル・ママは手放せない頃です。
ペットボトル・ママ…耐熱ペットボトルに40℃程度のお湯を入れた湯たんぽで、母猫の代わりにします。
7月3日(土)午前10時。
『凪』がトライアルに行く朝です。
お世話になっている動物病院のおかげで、里親希望さんが見つかりました。
自転車で数分の距離の床屋さんです。
里親さんは一目惚れしていただけたようで、仮り名も聞かれる事もなく、一瞬で『小太郎くん』となって巣立っていきました。
『小太郎くん』に直接会うことはありませんが、同じ病院に通っているので 先生から近況を聞くこともあります。
幸せになれた仔猫の一例です。