とある競馬場で拾われた猫の生い立ちと現在の生活について紹介しています。

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Sep 23, 2005
ジナ日記〜again〜
1124781768930001.jpgすっかり成長してしまい、普通の猫になってしまったジナ。これまであったことなどまるで覚えていない様子。毎日のんびりと暮らしています。うちに来て以来一人で外出することは全くなく、箱入り娘になってしまいました。
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Aug 23, 2005
ジナのパパ

1124781797084668.jpgネズミ捕りの接着剤から開放され、すっかり元気になってしまったジナは、家の中を我が物顔に走り回ってます。でも、お母さんも姉妹もいなくなってしまったので、時々みんなを探しているかのように”ミャ―ミャ―”と泣きながらウロウロしています。まだ小さいので、どこに行ったかわからなくなってしまうこともしばしば…それで、ウサギのブライアンの籠の中に入れてみました。すると、お母さんの懐にでも潜ったように、気持ち良さそうに寝てしまいました。ブライアンは相手が猫であるなんて気づいてないのか、それとも恐れているのかじーとしていました。ブライアンは男の子なので、差し詰めパパというところでしょうか?

  

Aug 13, 2005
獣医さんってすごい!

1123824620029799.jpg泣き叫ぶジナを抱いて、病院に連れて行きました。色々と検査をしてもらい、体の中は問題なかったのですが、ネズミ捕りの接着剤が体中に張り付いて、どうしようもない状態でした。獣医さんも、一度は毛を刈ろうと試みました。でもまだ小さくて皮膚が薄いので、体まで傷つく可能性があり、断念。結局、小麦粉を塗して、接着剤をポロポロと取っていくしかないという事になりました。小麦粉というのは意外に思いましたが、とてもいいアイデアですね。獣医さんって結構いろんなことに対処できるんだと感心しました。要は揚げ物などをする時、卵でベトベトの手に小麦粉が付いてしまったのを、ぽろぽろと取る感じです。猫は自分の体をなめようとするので、小麦粉などの食品が良いとの事でした。

 

こうして、家に帰って早速、ジナを小麦粉に塗し、から揚げ状態にしました。接着剤はかなり強力で、少しの小麦粉ではびくともしません。こうした作業を地道に2週間ぐらい続け、伸びてきた毛は小麦粉と共に切り、やっと何とか普通の猫らしくなりました。

 

そうそう、名前を由来ですが、”ジナ”とはスワヒリ語で名前といいます。以前タンザニアに住んでいたことがあり、その時飼っていた猫と同じ名前です。その当時、拾ってきた猫になんていう名前をつけようか悩んでいました。猫だけに”ニャマ”という響きがいいなとは思ったものの、実はスワヒリ語で肉という意味なんです。こんな名前を付けたら、タンザニア人に食べられちゃうかも、と思い、”名前”すなわち”ジナ”でいいやって感じでつけちゃいました。でも結構タンザニア人にはうけてました。だって”彼の名前は名前って言うんだよ”というふうに紹介したからです。

Aug 12, 2005
運命の日

1123824540017861.jpg じなはとある競馬場の藁置き場で生まれました。お母さんや姉妹たちと幸せな日々を送っていたのでしょう。私に会うまでは…

 

 ある日場内を掃除していると、”ミャ―”という、どこか悲痛な甲高い声が聞こえてくるのです。その越えの先を辿っていくと、なんとゴキブリホイホイの大型版みたいなネズミ捕りに、まだ生まれて2,3週間程度の子猫が引っかかっていたのです。

 

 何とか引き剥がしたのですが、体中ベトベトになり、洗っても取れません。皮膚呼吸ができなくて死んでしまうのではないか、と心配になり、病院へと連れて行きました。