今日は、4月に出たばかりの絵本の紹介である。
黒ねこ好きにはたまらないかも^^
『
しっぽのきらいなネコ』南部和也:文、いまきみち:絵
(福音館書店・2005年4月発行)
■黒ねこが主人公。長くてきれいな自分のしっぽが自慢だった。でも、そのしっぽが日に日に黄色になっていって…。
意思を持ったしっぽと、黄色のしっぽなんて大嫌い!と思っているネコとの戦いのお話(笑)
しっぽが黄色くなっちゃうなんて奇抜な発想が可愛いのだが、ネコが好きな白ネコに黄色のしっぽのせいで嫌われちゃうのが、いたたまれない。でも、嫌いあってるしっぽとネコがひとつのきっかけで仲良しになるところがおもしろい。
自分の嫌いなことを見ないようにしたり、避けたりすることも多いけれど、この絵本を読んで、嫌なところも認めて共存したほうが、人生楽しいだろうなあと改めて思った。
でも、やっぱ、このお腹と二の腕とは共存したくないかも…(笑)