最近の器質的EDに多いのは、
バイアグラ加齢にともなう肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症などの生活習慣病によるもの。ほか に、陰茎そのものに異常がみられるもの、中枢神経・末梢神経(勃起中枢のある脊髄の中の仙髄の末梢神経の損傷)・脊髄神経など神経系に異常があるもの、勃 起に必要な血管のはたらきに異常があるもの、下垂体や性腺などからのホルモン分泌に異常があるもの、その他の5つに分類できます。
◆加齢とともに性機能が衰える理由
加齢にともなって勃起機能や性的活動性は低下します。その原因はひとつだけではないのですが、肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症、心臓病などの生活習慣病は大きな原因と考えられています。
これらの治療薬には、男性性機能を低下させる副作用を持つものもあります。また、加齢にともなって陰茎海綿体の白膜が弱くなり、勃起しても硬く大きくなら なくなります。そしてもうひとつが加齢にともない、精巣で産出されるアンドロゲンという男性ホルモンの量が少なくなることで、これもEDを引き起こす原因 になります。