じゃ〜んけ〜〜ん・・・
パ〜〜〜!!!
今日もしんのすけはとっても可愛いです。
可愛いといえば、昨年の春先に、近所の野良ちゃんがこねこを2匹産みました。まだ1歳にならない若いママです。
ママ猫はバリバリの野良で、全く人には懐きませんでした。こねこもその血を受け継いでいました。
うちの庭にも来ていたので、見つからないようこっそり見ていたものです。
その内、こねこは1匹になりました。誰かに拾われたと信じています。
通常猫は母系社会で、地域猫は雌猫を中心に主に親戚関係で成り立ち、雄は流れ者のようになるみたいですが、うちの周辺はなぜか雌猫が、こねこがある程度自立したらいなくなるのです。そしてママ猫はいなくなりました。
残されたこねこはあちこちでご飯をもらうようになりました。うちも例外ではありません。しかし、触れる事も近寄る事も許してはくれないのです。ご飯だけ食べてサ〜ッといなくなるのです。
ところが変化が訪れました。周りにいるのがほとんど雄の為、ケンカばかりで友達のいないしんのすけが、そのこねこと仲良くなったのです。
私たちはそのこねこをメルちゃん(女の子)と呼ぶようになり、メルちゃんは毎朝毎晩決まった時刻に我が家に来て、しんのすけはメルちゃんを待つようになりました。そして日中は一緒に遊ぶのです(しんのすけは外出させています)。
その内メルちゃんは少しずつ私が近づいても逃げないようになり、触れさせてくれるようになり、ご飯をあげだして2ヶ月経つ頃には撫でるとゴロゴロ言うようになったのです。
プチ長毛のサビ柄で、愛くるしい容姿に特に主人がノックアウトされ、「うちのコにしたい」と言い出しました。まだ家の中に入れるとパニックを起こしていたので、もう少し慣らしてから・・・と計画していた矢先、ある日突然パッタリと来なくなりました。探し回ったのですが、どこにもいません。今年の1月2日の出来事です。
誰かに拾われたのか、慣例にならって場所を変えたのか、とにかくどこかで元気に生きてくれていると信じています。フォーリンラブした主人は結局触れず、片想いでした。
不思議だったのは、メルちゃんにご飯をあげていた頃、やたらに懸賞でキャットフードが当たった事・・・(私は懸賞好き)。自分で自分の食い扶持を稼いだんだろうねと私たちは言い合っています。
そして、またしんのすけはお友達がいなくなってしまいました。しょんぼり。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。