私は10歳まで仙台で過ごした。
その日々が今の私の原点である。
幼い私を育んでくれたのは、ご近所の優しさだったと思う。
以前このブログでも触れたけれど、私の次兄のマコちゃんは、
11歳と10ヶ月で亡くなっている。
彼は重症の筋無力症で、車椅子で過ごしていた。
父も母も難病の子どもを抱えて、よく頑張ったと思う。
そしてあの頃、たくさんの方々が、私たち家族を支えてくれていた。
幼い私の父となり母となってくれた、ご近所のおじさんやおばさん、
本当にありがとうございましたm(__)m
母の旧友は、同時に私を育ててくれた恩人でもありました。
私が人とのつながりを大切に思ったり、縁を大事にしたいと思うのは、
幼い頃にたくさんの人の手によって育てられたからなのでしょう。
次兄に手が掛かり淋しい思いもしましたが、私は本当に幸せな子どもでした。
この感謝の気持ちを忘れずに、これからも生きていきたいと思います。
久しぶりにみた仙台駅は、昔とはまるで違っていました。
30年という月日の長さを感じました。
これはTさん宅のベランダから写した長町。
私は仙台市南部の長町で8歳まで過ごしました。
この写真には私が通っていた小学校も写っています。