この子たちの境遇差を見ると、複雑な気持ちになる。
何故駅前のシロはこんなに惨めな生活に甘んじなければならないのか・・・・
今日もシロと会った。彼女は相変わらず触れようとすると逃げる。
でも「シロ!」と呼び掛けると、甘えた声で返事をしてくれる。
彼女の無事を確かめるのが、わたしの日課となっている。
我が家の近くの洋品店の看板猫さん。
とても美しい子で、この子に会いたいがために洋品店の前を通る。
カメラを向けたらポージングしてくれた♪ちょっとアップで撮らせてもらった。
いつもお手製っぽい素敵な首輪をしている。この子はわたしのことをずっと見ていた。そして我が家のチョロ。
幸せな寝顔を見ると、この子を拾った時のことを思い出す。
あの惨めな仔猫が、こんな美しい子になるなんて。
シロだってチャンスがあれば、あの生活から抜け出せるだろう。
こんな風に安心しきった寝顔を見せてくれるのに。
やっぱり餌やりさんとコンタクトを取るべきか・・・・
洋品店の看板猫も、我が家のチョロも、運が良かっただけなのだ。
紙一重の差でシロにならずに済んだだけ・・・・
この季節はいつも考える。嫌でも考えさせられる。