〜猫と暮らすゆったりずむな生活〜

April, 2008
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PROFILE
トマ

キジブチの2歳になる女の子。やんちゃで甘えん坊なお転婆娘。

チョロ

キジトラの10歳になる女の子。妹分のポンが他界し、少し老け込んだ感あり。でもトマへの教育的指導は忘れないトマシーナ家の女ボス。

ポン

昨年他界したトマシーナ家のアイドル猫。おっとりした愛らしい子でした。

トマシーナ

愛知県在住の契約社員。父母と猫2匹と同居中。猫と山を愛する変わり者。

マリ

6年前に14歳で虹の橋を渡ったマリ。時々ブログに彼(そう男の子です!)の思い出を書きます。アルバムも作成予定です。

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縁ということ〜熊野古道記その5〜
 那智大滝まで下りてしまった私は、再び元来た道を引き返す気にはならなかった。
7時間歩いた後で、引き返すという行為はしんどい。
ゴール地点に到着した!歩き通した!という気持ちになった後というのも大きい。
多分山歩きをした人にならご理解いただけると思う。
歩くには体力も大事だが、気力もかなり重要である。
引き返す気などさらさらなかった私は、皆と一緒にバス停の方へ移動した。

 バスの時間まではまだ間があった。
バス停には庇がなく、私たちは傘を差して待たねばならなかった。
座る場所もなかったので、バス停のすぐ横にある土産物屋の軒を借りた。
ここのご主人夫妻がとても親切だったので、私はここでお土産を購入することにした。

 まずは定番の『那智黒飴』を買った。素朴で美味しい飴である。
しかしこれだけでは『もうで餅』を買えなかった言い訳には弱い。
で、店内を物色し始めた。
私が何かに興味を示すたびに、店のご主人は試食をさせてくれた。
しかも私にだけではなく、私たちグループ全員に振舞ってくれるのだ。
あれを買わせる手と思う人もいるだろうが、私はそうは取らなかった。
そして店の奥さんお勧めの『熊野古道』という煎餅を買った。
ごまクリームを薄焼きの甘い煎餅でサンドしたもので、これがコーヒーになかなか合った。
家での評判は上々であった。

 そんなこんなでガヤガヤ騒いでいると、店のご主人が私にこう話し掛けてきた。
『お客さんはまた熊野に来る?』
私は『はい!私は多分来ます。』と何の気なしに答えた。
するとご主人は、もう自分は読んでしまって不要だからと、私に熊野古道のガイド本を下さったのだ!!
しかもである・・・・私が買ったお土産よりもその本の方が高かった。

 非常に図々しい気がしたが、私はその本をいただいた。
私個人のものというより、山の会の持ち物として有り難く頂戴した。
現在私の手元にはなく、別の仲間が読んでいる最中である。
手元に戻ってきたら、是非じっくり読んでみたい。

 縁というのは本当に不思議なものだ。
『もうで餅』を買い損なった結果、私は別のお菓子も味わえたし、本まで頂いてしまったのだ。
それに何と言っても、あの親切な店のご主人夫婦と出会えたのだから!

この縁を授けてくれたのは、古道の石仏だろうか?
1207057391153134.jpg1207057523251338.jpg


この記事への返信
一緒に熊野古道歩いた気分にさせてもらいました!
雨の日は趣もあるけど長時間歩くのは大変だよね〜
でも頑張ったご褒美かにゃ
素敵にゃプレゼントでしたね
いただいたものよりやっぱり出会いがうれしいよね〜
ねこにゃんもたくさんの素敵にゃ人に出会えてます
幸せにゃことです
Posted by ねこにゃん | 20:51:21, Apr 07, 2008
ねこにゃんさんへ

熊野の雰囲気を味わっていただけましたか?
それなら書いた甲斐がありました♪
私がもう少し写真が上手かったら、もっと雰囲気を感じてもらえるだろうなぁ〜

旅でいいのはやっぱり『出会い』ですよね。
分かります!
Posted by トマシーナ | 23:14:37, Apr 07, 2008


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