子どもの頃から本を読むのが好きだった。
幼稚園に入るまで文字というものをまるっきり知らなかった。
文字を知ってから、それこそ貪るように本を読み出した。
中学生になった頃、やはり読書家である父が薦めてくれたのが、ポール・ギャリコだった。
その時は特にギャリコに興味は覚えなかったので、彼の本を手に取ることはなかった。
大学生になった頃、ギャリコが読みたくなった。
でも悲しいことにギャリコの本の大半が絶版になっていた。
更に10年が過ぎ、時代はまたギャリコの本を熱望した。
おかげで私はギャリコの世界を楽しむことができるようになった。
彼の文章はシニカルだけれど、決して冷たくはない。
ギャリコは猫好きの作家だと言われています。
私のハンドルネームのトマシーナも、彼の小説の主人猫から取りました。
写真は先日お邪魔した猫カフェ『なーごなーご』のホスト猫さんです。 ギャリコに興味のある方は、是非読んでみてください。
私のおススメは、
『われらが英雄 スクラッフィ』という猿が主人公の本!
上質な娯楽映画を見ているような気分になる本です。
いろいろ意見があるとは思いますが、この本が一番一般受けするような気がしてます。