〜猫と暮らすゆったりずむな生活〜

September, 2010
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PROFILE
トマ

キジブチの3歳になる女の子。やんちゃで甘えん坊なお転婆娘。

チョロ

キジトラの11歳になる女の子。妹分のポンが他界し、少し老け込んだ感あり。でもトマへの教育的指導は忘れないトマシーナ家の女ボス。

ポン

一昨年他界したトマシーナ家のアイドル猫。おっとりした愛らしい子でした。

トマシーナ

愛知県在住。父母と猫2匹と同居中。猫と山を愛する変わり者。

マリ

8年前に14歳で虹の橋を渡ったマリ。時々ブログに彼(そう男の子です!)の思い出を書きます。アルバムも作成予定です。

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西多賀病院の坂
 以前このブログにちょっと書いたが、次兄は難しい病気だった。
重症の筋無力症、一般には『筋ジストロフィー』という名で知られている。
 
 次兄は普通の小学校には入学せず、『西多賀養護学校』という肢体不自由児のための
学校に入った。
それはまた『国立西多賀病院』への入院でもあった。
その日から兄は平日は病院で週末は自宅という生活を始めた。
でも兄は比較的恵まれていたと思う。
何故なら自宅が近く、週末には自宅に戻れたから。
それに平日も家族がしょっちゅう病院を訪れた。

 よく母と一緒にバスで病院に行ったなぁ〜。
バスは病院の真ん前に着くのもあったけど、そこまで行かないバスもあった。
それだととっても大変だった。バス停から病院まで結構キツイ坂道だったから。
(多分西多賀病院はちょっとした山の上にあったんだと思う)
今だったら全く平気だけど、小さい頃は坂を登るのが本当に大変だった。
今となっては懐かしい思い出である。

私の次兄です。病院のベットでの一枚です。


 病院に入院している子たちのすべてが、兄のように恵まれていたわけではない。
自宅がかなり遠い子もいて、そういう子は家族の面会も当然少なかった。
きっと淋しい想いを噛みしめながら、病院生活を送っていたことだろう。

 今でも西多賀病院にはそんな子たちがたくさんいる。
興味をもたれた方は是非西多賀病院のホームページをご覧下さい。
まだ幼かった私たち兄妹が出入りしていた病院です。
 

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http://cat.pelogoo.com/Thomasina1999/rtb.php?no=1203238059075645



この記事への返信
このお写真の次兄さんはお幾つくらいなんでしょうか…?
とても可愛らしい、なんて言ったら良いのか…美しい心というか魂の持ち主なお顔をしてらっしゃいます。
右肩に居るわんちゃんもすっかり寛いでますね(^^)
次兄さま、やはりトマシーナさんに面影を感じますね。
あそうか!だからトマシーナさんも優しくて美しい心・魂を持ち続けてるんですね!!

Posted by tacco | 20:59:48, Feb 17, 2008
taccoさんへ

こんばんは。
この写真の兄は・・・・多分8つか9つくらいでしょうか?
一緒に写っている子犬は、しばらくこの病院で保護して、その後確かもらわれていったはずです。
兄は病気にも関わらず、とても明るくておしゃべり好きな子どもでした。
看護婦さん(当時の言い方で失礼します)たちにも、とても人気がありましたね。

 私が優しくて美しい心を・魂を持っているかは?ですが、
次兄に関して亡き祖父はよくこう言っていました。
『早く死んだから言うんじゃないが、あの子は本当に聡明な子だった』と。
面影に関しては、私たち兄妹は実によく似ております!
今度3人で写っている写真も公開しちゃおうかな〜。
Posted by トマシーナ | 22:19:21, Feb 17, 2008
このトマシーナさんのお兄さんの写真を見ると、
何となくだけれど、「暖かさ、とか、優しさ、」みたいな物を感じます。

きっと、トマさんも、お兄さんと同じように「暖かくて、優しいんだろうな!」・・・・そう思ったぶたまるです。

Posted by ドリアンぶたまる | 23:24:10, Feb 17, 2008
ドリアンぶたまるさまへ

こんにちは〜
皆さん私に関してよい想像をしてくださって有難うございます。
でもごめんなさい<(_ _)>
私は結構キツイ性格かもしれません。
なんといってもこの年齢まで独身でお仕事していますから(笑)
優しいだけではねぇ〜
Posted by トマシーナ | 12:31:31, Feb 18, 2008
子供がどんな理由であれ両親の元を離れて夜を一人で過ごしていたのかと思うと切なくなります。
私の友人の子供も水頭症で寝たきりです。でも家族がとても前向きで・・その姿を見ているだけで色々と教えられるものがあります。
Posted by くおん | 14:14:37, Feb 18, 2008
いろいろにゃ経験をされてきたんだにゃ〜
この世に生を受けたものに無駄にゃものはひとつもにゃいものね・・亡くなったお兄様も家族みんなに強い絆と愛を残して短いながらも有意義に生きたはず・・・
こんにゃふうに紹介されたこときっと天国で喜んでいると思うにゃ〜
Posted by ねこにゃん | 23:06:43, Feb 18, 2008
くおんさんへ

こんにちは。
水頭症のお子さんですか・・・・大変ですよね。
私は子どもだったから、両親の本当の大変さは分かっていなかったと思います。
でも両親も私たち兄妹も一生懸命だったから、周囲が何かと助けてくださいました。
だからそのご家族の周囲にも、いい方たちが集まると思います。
きっとくおんさんもそのお一人ですね。
Posted by トマシーナ | 12:15:21, Feb 19, 2008
ねこにゃんさんへ

こんにちは。
いつもご訪問ありがとうございます。
兄のことをこんなに書くつもりではなかったのですが、話の流れでつい書いちゃいました。
次兄は喜んでるかなぁ〜
Posted by トマシーナ | 12:22:09, Feb 19, 2008


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