我が家の猫たちはお外にこそ自由に出られないけれど、とても伸び伸びと育てられている。
甘えたいだけ甘えて、遊びたいだけ遊んで、お腹が空いたらご飯を食べて、そして疲れたらネンネする。
気ままで羨ましい生活、という人がいるかもしれない。
でもこの子たちは今ここにいない可能性だってあった。
チョロは『愛して欲しい』と鳴き続けたし、トマは父のあとを必死についてきた。
そして我が家の家族となる幸運を得た。
悲しいのはそういう幸運を得ることが出来る子たちが、ほんの一握りということ・・・・。
猫という小さな存在が『生きる』ということを教えてくれる。
私たちが今現在生きているということだってとても幸運なこと。
幸運によって生かされている私たちが、生命を軽んじてはいけない。
この幸運に感謝するという謙虚ささえあれば、不幸な犬や猫だって減るだろうに・・・・といつも思うのだ。
遊びつかれて無邪気に眠るトマ。
傍にあるのはおもちゃにしている猫のマスコット。3日間『愛して欲しい』と鳴き続けたチョロ。父のあとを必死に追ったトマ。